立川ハーフのつづき。
「PBよか11分以上も遅えでやんの」
という、とんだ奇行をカマしちゃったわけだが。
その原因を考えてる。
ここで求めてる原因っていうのは
「解決方法がカンタンで、即効性があるやつ」。 ====
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だってほら、アレじゃん。
仮に「クソほどモテない」みたいな
根源的な原因をいまさら探り当てたところで
数週間後の板橋やかすみがうらには
何の意味もないわけ。じゃん。
なので、板橋で
「あわててコレを修正したら、こんなに盛り返したぜ」
的な魔法のカマンを家探ししてる。
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っていうと何かこう
「カミカゼ」的なものを期待しちゃって
「とうとうソッチ方向にすがっちゃうのね」
って感じにみえるかもしんないが、そうではない。
っていうか、すがって叶えてくれるようなカミカゼ。
んなもんホントにあんなら、いくらでもすがってやるし。
こんな安い魂でよけりゃ、ラクショーで売る。
言いたいのは、
「んなもんホントにあんなら、いくらでもすがってやるぜ」
なんてことじゃなくて。
この現状を打開するヒントって
何かそういうカンタンというか、おもわぬ盲点
みたいなところにあるような気がする。
ということ。
チョー、なんとなく。だけど。
*
ともあれ、アレだ。
立川ハーフに臨むにあたって。
葛藤してた。
前日に、こんなことをほざいて。
でも、いまの状態でPBを狙うのハイリスクすぎる。
これ以上モチベーションに影響するリスク、いらねえ。
いまのおれにもっともひつようなことは
おのれを千尋の谷に突き落としてはい上がらせる
ことじゃなく、甘やかして調子に乗らすことだ。
精神的に。
マラソンのペース走をしようとキメた。
一度は、キメた。
たしかに、前日にほざいたことも一理、ある。
反面。
「ちゃんとチャレンジをしないのは
それはそれで何か違うんじゃねえか」
とも、おもっていた。
チャレンジをしない能書きは
いくらでも垂れられる。
*
でもそれで。
おれはほんとうにマンゾクできるのか?
レース当日の昂ぶり。
的なものも相まって「イケイケー」
って方向に振れていった。
ウゴウゴー、って方向性。
振れてった。
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5:00に起き、6:50に家を出て
7:20の南武線に乗る予定。
モチを3ケ食って、豆乳を飲む。
家を出るまで、トイレ3回。
焦って用意せず、ゆったり過ごす。
だいたい、いつもどおり。
*
家を出て、登戸駅まで
多摩川ぞいを30分ぐらい、あんよする。
あんよしながら、気分を盛り上げようとして
ブルーハーツを聴きだす。
ブルーハーツを聴くうち、
すっかり気分が盛り上がってしまった。
*
前日まで「ペース走」のペースは
キロ4分20とキメてた。
→「いや、やっぱ4分15だな」
キメなおしちゃった。
せっかく走るのに90分かかる設定とか、つまらない。
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レースってより、ただのペース走だから
ブログの【ソクフォー】とかいらねえなとか、おもってた。
→当日朝、せっせと下書きを済ませた。
せっかく走るんだから、あげとかなきゃな。
おもった。モッタイナイオバケ、的な。
といったぐあいに。
どんどん戦う方向に針が振れてゆく。
勝手に、どんどん。
*
立ち止まって、ふりかえると。
ここらへんの一連の行動。
ぜんぶザ・ダメダメだ。
「典型的」って言葉を辞書でひいたぐらいの
典型的なやっちまうパターン。
だいいち。
平常心じゃなさすぎる。
本人は燃えてるつもりだが、
そうじゃなくて舞い上がってるだけ。
じぶんを見失ってるだけ。
だいいちっていうか、徹頭徹尾。
*
立川の昭和記念公園に着いたのは8時半前。
立川にかぎらず。
到着時間のさじ加減はむつかしい。
気温とか天気とかとの兼ねあいだ。
きのうのコンディション(晴れててあったかい)
なら、もうちょい早く行っててもよかったかも。
(でぃあー来年のおれへ)
*
陣地に赴き、みなさんにごあいさつして
せっせと用意する。
いまおもえばだが。ひょっとしたら
「スタート前は陣地に行かない」
という選択肢も、あったのかもしれない。
陣地に行くとみなさんにお会いできるし
ミョーな緊張感がほぐれていいんだが。
誰にも会わず独りで静かにしてるほうが
じぶんには、合ってるような気がする。
措く。
立ち止まるの、おしまい。
*
体調はそんなに悪くない。
と、自覚でけた。
9:00ごろ、スタートラインへ向かう。
整列したのは9:15ごろ。
もうけっこう人が集まってる。
40代男性のかなり後ろのほうだ。
スタート5分前に、薄手のウインブレを脱ぎ
パンツのポッケにしまう。
スタートずどん。
*
例年、最初の1、2kはけっこう混雑してる。
ので、4分30ぐらいで、いい。
という気分でいた。
変にひとをかきわけたり蛇行してもしようがないので
諦めて、流れにまかせよう。と。
*
にしても、今年はやけにノロノロ。
「ちょっと遅すぎじゃねえか?」
ガーミンヌに目をやると
600m進んだところで、現行ペースがキロ6分弱
と、出ていた。
「いくらなんでもこれは、ねえな」
立川ハーフはスタートから5kぐらい。
自衛隊の滑走路を2周弱(2往復弱?)する。
その周回コースの大外にまわりこみ、
ちょっとじぶんのペースでいくことにする。
ピピッ、1k。
うげー、4分51。。。
「どんなジョックだよ」
独りごちる。
おもわずジョグではなくジョック、ナドト。
口語と文語って、感じだ。
まあ、大外にまわりこんだおかげで
マイペースで走れるようにはなってたので
そのまま巡航することにする。
*
ピピッ、2k。
4分05。
別にリキんで上げたわけでも
時計を合わせにいってるわけでも
自重しまくっているわけでもない。
予定より10秒ぐらい速いケド
まあ、最初の1kがあんなんだったしな。
調子いいってわけではないが
去年にくらべればだいぶいいような気がする。
そんな感じで、立川ハーフがはじまった。
つづく。
まとまりがなくて読みづれえな、きょう。