キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

立川ハーフ。おれのムジュンと嘘

立川ハーフのつづき。

「PBよか11分以上も遅えでやんの」
という、とんだ奇行をカマしちゃったわけだが。
その原因を考えてる。

ここで求めてる原因っていうのは
「解決方法がカンタンで、即効性があるやつ」。 ====


だってほら、アレじゃん。

仮に「クソほどモテない」みたいな
根源的な原因をいまさら探り当てたところで
数週間後の板橋やかすみがうらには
何の意味もないわけ。じゃん。

なので、板橋で
「あわててコレを修正したら、こんなに盛り返したぜ」
的な魔法のカマンを家探ししてる。



っていうと何かこう
「カミカゼ」的なものを期待しちゃって
「とうとうソッチ方向にすがっちゃうのね」
って感じにみえるかもしんないが、そうではない。

っていうか、すがって叶えてくれるようなカミカゼ。
んなもんホントにあんなら、いくらでもすがってやるし。
こんな安い魂でよけりゃ、ラクショーで売る。

言いたいのは、
「んなもんホントにあんなら、いくらでもすがってやるぜ」
なんてことじゃなくて。

この現状を打開するヒントって
何かそういうカンタンというか、おもわぬ盲点
みたいなところにあるような気がする。
ということ。

チョー、なんとなく。だけど。



ともあれ、アレだ。
立川ハーフに臨むにあたって。

葛藤してた。

前日に、こんなことをほざいて。

でも、いまの状態でPBを狙うのハイリスクすぎる。
これ以上モチベーションに影響するリスク、いらねえ。

いまのおれにもっともひつようなことは
おのれを千尋の谷に突き落としてはい上がらせる
ことじゃなく、甘やかして調子に乗らすことだ。
精神的に。

マラソンのペース走をしようとキメた。
一度は、キメた。

たしかに、前日にほざいたことも一理、ある。

反面。
「ちゃんとチャレンジをしないのは
それはそれで何か違うんじゃねえか」
とも、おもっていた。

チャレンジをしない能書きは
いくらでも垂れられる。



でもそれで。
おれはほんとうにマンゾクできるのか?

レース当日の昂ぶり。
的なものも相まって「イケイケー」
って方向に振れていった。

ウゴウゴー、って方向性。
振れてった。



5:00に起き、6:50に家を出て
7:20の南武線に乗る予定。

モチを3ケ食って、豆乳を飲む。
家を出るまで、トイレ3回。
焦って用意せず、ゆったり過ごす。
だいたい、いつもどおり。



家を出て、登戸駅まで
多摩川ぞいを30分ぐらい、あんよする。

あんよしながら、気分を盛り上げようとして
ブルーハーツを聴きだす。
ブルーハーツを聴くうち、
すっかり気分が盛り上がってしまった。



前日まで「ペース走」のペースは
キロ4分20とキメてた。

→「いや、やっぱ4分15だな」
キメなおしちゃった。
せっかく走るのに90分かかる設定とか、つまらない。



レースってより、ただのペース走だから
ブログの【ソクフォー】とかいらねえなとか、おもってた。

→当日朝、せっせと下書きを済ませた。
せっかく走るんだから、あげとかなきゃな。
おもった。モッタイナイオバケ、的な。

といったぐあいに。
どんどん戦う方向に針が振れてゆく。
勝手に、どんどん。



立ち止まって、ふりかえると。

ここらへんの一連の行動。
ぜんぶザ・ダメダメだ。

「典型的」って言葉を辞書でひいたぐらいの
典型的なやっちまうパターン。

だいいち。
平常心じゃなさすぎる。
本人は燃えてるつもりだが、
そうじゃなくて舞い上がってるだけ。
じぶんを見失ってるだけ。

だいいちっていうか、徹頭徹尾。



立川の昭和記念公園に着いたのは8時半前。
立川にかぎらず。
到着時間のさじ加減はむつかしい。

気温とか天気とかとの兼ねあいだ。
きのうのコンディション(晴れててあったかい)
なら、もうちょい早く行っててもよかったかも。
(でぃあー来年のおれへ)



陣地に赴き、みなさんにごあいさつして
せっせと用意する。

いまおもえばだが。ひょっとしたら
「スタート前は陣地に行かない」
という選択肢も、あったのかもしれない。


陣地に行くとみなさんにお会いできるし
ミョーな緊張感がほぐれていいんだが。
誰にも会わず独りで静かにしてるほうが
じぶんには、合ってるような気がする。

措く。
立ち止まるの、おしまい。



体調はそんなに悪くない。
と、自覚でけた。

9:00ごろ、スタートラインへ向かう。
整列したのは9:15ごろ。
もうけっこう人が集まってる。
40代男性のかなり後ろのほうだ。

スタート5分前に、薄手のウインブレを脱ぎ
パンツのポッケにしまう。

スタートずどん。



例年、最初の1、2kはけっこう混雑してる。
ので、4分30ぐらいで、いい。
という気分でいた。

変にひとをかきわけたり蛇行してもしようがないので
諦めて、流れにまかせよう。と。



にしても、今年はやけにノロノロ。

「ちょっと遅すぎじゃねえか?」
ガーミンヌに目をやると
600m進んだところで、現行ペースがキロ6分弱
と、出ていた。

「いくらなんでもこれは、ねえな」


立川ハーフはスタートから5kぐらい。
自衛隊の滑走路を2周弱(2往復弱?)する。

その周回コースの大外にまわりこみ、
ちょっとじぶんのペースでいくことにする。

ピピッ、1k。
うげー、4分51。。。

「どんなジョックだよ」
独りごちる。
おもわずジョグではなくジョック、ナドト。
口語と文語って、感じだ。

まあ、大外にまわりこんだおかげで
マイペースで走れるようにはなってたので
そのまま巡航することにする。



ピピッ、2k。
4分05。

別にリキんで上げたわけでも
時計を合わせにいってるわけでも
自重しまくっているわけでもない。

予定より10秒ぐらい速いケド
まあ、最初の1kがあんなんだったしな。



調子いいってわけではないが
去年にくらべればだいぶいいような気がする。

そんな感じで、立川ハーフがはじまった。
つづく。

まとまりがなくて読みづれえな、きょう。