キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

足すとか引くとかじゃなく尖らせる、あと春を待つ、みたいなこと

何かをやろうとすっと。
まず足し算をして、
しばらく経って引き算をはじめる。

でもそんなのやめちゃえばいいんじゃねって
ハナシ。


マラソンが速くなりたい、として。

○もっと頻度をいっぱい走ろうとか
○もっと長く走ってスタミナつけようとか
○もっと速く走ってスピードつけようとか
○体幹を鍛えようとか
○呼吸も鍛えようとか

足し算をしてく。



これだけでもけっこうな項目数なのに。
あくまで大項目だったりなんか
しちゃったりして。

「もっと頻度をいっぱい走ろう」
ひとつとってみても。

○いままで週3日だったのを4日にしよう。
○朝早起きして、出勤前に走ろう。
○仕事終わりは、ジョグしておうちかえろう。

といったぐあいで、
ねずみ算的に小項目が増えてく。



そうこうしてるうちに、ハタと気づく。
「引けばいいんじゃん」

引くのは「マラソンが速くなる」ための
ことじゃ、ないこと。



日々の生活は
「マラソンが速くなる」には関係なくて
かつ「生きるには困らないケドしたい」
的な甘い誘惑に満ちあふれてて。

○おさけを飲むとか
○ネットを見るとか
○エロい妄想(あくまで妄想)するとか
○ジャンクフードを食うとか
○タクシーやエレベーターに乗るとか


それらを控えて、時間なり物理的なり
浮いたぶんを「マラソンが速くなる」
ための所業に割り当てれば、
超絶すごくなれんじゃね、とおもう。

がんがん引き算をして
あたかもさいしょから計画倒れ前提みたいな
華麗な計画をキメる。

「これでいつ寝るんだよ」
「いきなり断酒すか」ぐらいの
すさまじいストイックさでもって。

そして前評判を一歩も裏切らない計画倒れ。



足しすぎるとお腹いっぱいになっちゃうし
引きすぎるとキュークツになっちゃう。
もの。

「そこらへん、ホドホドにやりゃいんじゃね」
なんていう根本的かつ本質的な問いは
このエントリーが成り立たなくなるので措く。



なんか忘れてんじゃねえか。と。

なにかを足すとか引くとかって前に
まず、目的に直結するぶぶんを尖らせる。

ってのが先なんじゃねえの、と。

たとえば。
「マラソンが速くなりたい」としたら
直結するのは「適切に走る」って
ことなんじゃねえの。と。

「適切に走る」をしばらくしたうえで
はじめて、より多くの適切を求めて
なにかを足したり引いたりする。

ってのが「適切な」順番なんじゃねえの。
と。

そこに気づいたら、
なんとなく気がラクになった。

じぶんでじぶんに
できもしない課題を突きつけて
走る以前の重荷をしょわせてるだけだ。

ってことに気づいた。



。。。



と、ここまで。

1週間ぐらい前に書いて
イマイチ、ピンとこなくて
塩漬けにしてた部分ね。

1週間前は、オチに困って。
「じゃ、適切に走っとこう。」
と、しめた。



それから1週間足らず。
状況は、大きく変わった。

体調はいい。
どこを痛めてるわけでもない。

なのに。
まったく、走ってない。
走るということに対して
前代未聞にモチベーションがゆかない。

反面。
モチベーションが0(ゼロ)なくせに
「来週の日曜は赤羽ハーフなのにな」
とか、気持ちだけが意味なくアセってる。

言ってしまえば。
アセる筋合いなんか、ねえ。
着替えて外に出ればいいだけ、だ。
ほんとうに、意味がない。



「モチベーションがまったく上がらない」
には、おもいあたる原因はいくつかある。

が、原因のレベルが低すぎて
挙げるのも、バカバカしい。
「さむすぎる」とか、ね。。。



ので。
おもいっきり後ろ向きなんだが。
「待つ」ことにした。

走らないぶん
「さむくない」ところで
弱点を補強することでもって
いつ、走りたくなってもすぐに
ポイント練ができるようにだけは、して。



これは、一点の曇りもねえ
きわめて純度の高い「怠惰」だ。

春のレース、
ということを考えたとしたら
この5日間が致命的になっちゃった
かもしれない。

5日間ったって、まだ途中経過。
モチベーションがゼロのままなので
10日になり、20日になる
かもしれない。

でも、待つ。

上記、
「春のレース、ということを考え」もしない。
ように、努める。

ただ、待つ。



その間。

とりあえず。弱点。
であるところの。

カラダの右側。
腹、ケツ、モモ、ヒザは
ほどよく張ったままだ。

だいぶ、つおくなってきた気がする。

あとは、春を待つだけだ。
おれの、モチベーションの、春。

そう、遠くない気もする。
しないでも、ない。