キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

1日10分でブログの文章がうまくなる方法

アレね。
表題は、はんぶん釣り。

おれなんかがこんなこと言ったって。
「それでコレかよ!」と
説得力ゼロというか、逆効果かもしれんが。

とりあえず、今年に入ってから
やってることをさらしとく。
今年ったって、まだ6日ぇ。。。


ケツロンからいうと。
「文章を写す」

なんていうの?
写経っていうの? 臨書っていうの?
そういうやつ。



ジャックダニエルズの本をいくら読んでも
実際に走らなきゃ脚が速くなんないように。

文章だって。
実際に書かなきゃ、うまくはならない。

よく「本を読むのがいい」とか言うが
「読む」と「書く」は、機能が違う。
じゃん。

的な。

オーソドックスすぎて、回れ右推奨。
でもマジ、オススメ。



おれがやりはじめたのは。

ほぼ日の「今日のダーリン」を写す。


あ、「今日のダーリン」てのは。
糸井重里が自社サイトで
まいんち11時に更新するコラムね。

いちおう。

誰に説明してんのかは、知らん。



どうして「今日のダーリン」か。

○糸井重里はむちゃくちゃ文章がうまい。
○うまいだけじゃなくて、おもしろい。
○1編1000字ぐらいで、お手軽。
○語り口がきわめてオーソドックス。
○なにより、文体がきわめてブログ的。

ゆえ。


別に糸井重里じゃなくてもいい。
好き嫌いとかもあるし。

(好き嫌いとか、ジツはチョー重要。)

文学作品とかエセーとか
天声人語的なものでもなんでも
ロンのモチ、いいんだが。

「ブログの」文章がうまくなりたいなら
何か直接的ではない気がする。

あ、個人的な感想ね。

「てめえのクソ辺境、全部『個人的』じゃんか」
とかは措きまする。



おれがやってること。

○ふつうに読む。(2~3分)

○写す。(3~4分)

いじょ。



まあ「○写す。(3~4分)」
てのは、理想値で。

あ、「写す」てのは、パソコンで
キーボードでもって。なんだが。

とくにタイピングが速いわけでもない。
標準的ニッポン人の値ぐらい。


写しながら「うーん、コウ来たか!」
などとおもって、途中で
微動だにしなかったりもするので。
倍ぐらい時間がかかったとしても
からげっと、だいたい10分。

うっひょー、辻褄合わせに必死だぜ!
ふーっ。。。



で、その

まず「○ふつうに読む。(2~3分)」
って工程もたいせつなんだが、措いて。


「写しながら『うーん、コウ来たか!』
などとおもって、途中で
微動だにしなかったりもする」

というじかんが、ものすごい重要。

書く(写す)って手間をカマすからこそ。

こんなクソバカシネカスが
糸井重里なんかと張り合おうとも
比べようともおもうべくもないが
なんというか。
「ヤラレタぜ」って、なれる。

それが、心地いい。
「どっかでパクったろ」ってチェキする。

きっと、別の説明があったんだろうな、その時代なりの。
「別の説明」とか。



もっとありていにいえば。

たとえば「今日のダーリン」は
かならず1行25字以内で改行されてて。

「え! ここで?」
みたいな大胆な改行をしてたりする。

のは、読んでるだけだと気がつかない。
写してはじめて気づき。がち。

とか。
ブログ的にはこれがいちばん役立つ。

「わりと1行空けを多用しないで
カタマリごとに攻めてくるよね」
とかも、そう。



仮名遣いも、そう。

仮名遣いにかんしては
おれはわりと「じぶんなり」を
確立してるほうだとうぬぼれてんだが。

じぶんとは違うとこに
「これも、アリかもね」
っておもわされたりする。

合ってるとか間違ってるとかじゃなくて。
ハッケン。の、たぐい。



「なーんだ、そんなことか」
かも、しれないが、写経? 臨書?

おのれの足りない脳みそでは。
文章を手っ取り早くうまくなるのに
これ以上の近道はない。
とおもう。



ちなみに。
「今日のダーリン」は、最後必ず
今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。
【ほにゃらら】ってのも、【ほにゃらら】だよね。
的な締めかたをする。

そこは、写さない。
「今日のダーリン」における
最大のミソというか、「これぞ」なぶぶん。

一読者として、そこだけは純粋に楽しみたい。
ゆえ。




今日も、「クソ辺境」に来てくれてありがとうございます。

でもでも。ブログだとなおさら
「うまい」「おもしろい」文章と
「伝わる」文章は、別モノなんだよね。