キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

リレーマラソン。おれの所業を懺悔せれ(その1)

3日前。
こんなことをほざいた(↓)。

ビールをたらふく飲んで、0時過ぎに帰宅。帰宅すっと。一通の青い封書が届いてた。送り主はリレーマラソンの事務局。開封すっと、中には大事件が詰まってた。

そこに至るまでに尽くした
おれの悪行の限りをさらしてこうとおもう。

ある意味、総スカン覚悟である。 ====


9/12におこなわれる夢の島のリレーマラソン

今年で4年連続のエントリーとなる。
たとえば去年のは、コレ

おもいかえしてみますれば。今年。
これまでのおれの動きは、不自然なところがあまりに多すぎる。

「てめえみてえなクソムシの
去年までのことなんかキョーミねえし
ましてやさいきんの動きなんか知らねえし
だいいち、影が薄すぎてみえねえよ」

は、措いておくれよ、おっかさん。
として。

後生だから。
として。



不自然なところ。たとえば。

「えっ、毎年、大学時代の仲間と出てるんじゃねえの?」

「なのに、じぶんで募集しといて

おめえ、走んねえのかよっ!

「あとあと。意気揚々とメンバー紹介はじめといて、待てど暮らせどつづきがないんですけどお」



。。。



6月某日。
今年も大学時代の仲間と出るべってハナシが進んでいた。

まっくす8人で6時間の部。
チームがらみのひとは9人いる。

今年はどうしようってなった時点で。
1人が秋に出産するということがわかった。
1人が椎間板ヘルニアがどうにもならないということがわかった。

当初、幹事を買って出てくれた1人も
子どもの学校行事で出られなくなった。

9-3=6
まあ、しようがない。



「6人だな」ってなりかけたとき。

「あのう。妻が9月に出産予定で。。。」
いちばん若くて、戦力的にもエース級な後輩が告白した。
なかなか言い出しづらかったんだろう。

5人に、なった。。。



おととし。
6人でエントリーした。
でも急用が相次いで、2人がキャンセル。

当日は4人で走ることになった。
うち、女性が2人。

1人は「ムスコと親子エントリーで東京マラソンの3kを走ったことある」。
もう1人は、にょうぼう。たまに気まぐれでつくばの10kとかOTTを走る。

という「ふつうの」女性。
とある村を基準なんかにしたら、まったくニュアンスが違う。

そんなわけで。
1周1.3k弱のコースを
おれ=5周or10周。
アナザー男=3周。
女性=1周ずつ。
というリレーをすることになった。

ケツロン。
「最低6人はいないと、ムリ」



あまつさえ、エントリーの時点で5人。
誰かに急用が入ったりすると、また4人とか、さいあく3人とかになりかねない。

「現実的に、出走不可ってことでしょ」
って流れになった。

でも、おれはなんとしてもリレーマラソン、走りたい。
誰かとタスキ、つなぎ隊。



「とある村のひとたちと出ちゃえ!」
世紀の大発見って感じで、ピーンと来た。
マリックなみの、キテマス。

で、上のメンバー募集エントリーをアップしたのが、7月9日。

その前にツイッターでそれとなくつぶやいてみたところ。
けっこうな好感触だった。
のを受けてアップした。

さっそく何人かが正式表明してくだすって。
おもしろくなりそうな感じになってきた。



とーこーろーがっ。
くまさん・インザフォレスト。

4日後。7月13日。

「いちばん若くて、戦力的にもエース級な」後輩が
「おれ出られます!」って言い出した。

奇跡の大フッカツ。
おれがひばりちゃんだったら、ドームで不死鳥コンサートやっちゃう。
ぐらい。
まさかのV字回復。



後輩。
○奥さんの出産予定前後という抜き差しならないジジョーを押して。
○気を使ってマネジャー(手続きと集金と当日のミーティング参加)まで買って出てくれてる。

「いやいやいや。ムリしないで。
来年も再来年も出れるしさ攻撃」
も、まったく通用しない。

ダンコたる、って感じ。



や、やべえ。
地味だけどすげえピンチ・ハズ・カム。

後輩がそこまで調整したり気を遣ってくれたりしたのに。
いまさらおれが「出ない」とは、とても言えない。
とてもとても、ティモテ。

かたや。
「とある村チーム」も動き出してる。
ノーモーションで「なーしよっ」たって、誰がナットクしてくれるもんかだし。
そのままを伝えても「てめえのくせに、フタマタかけてやがったな!」だ。

どう転んでも
おれはどこかでフルボッコ。

「てへへ」とかで済ませられればいいが。
よしんばじゃっかんボコられるていどならいいが。
コトとしだいによっては、ガチ村八分待ったなしだ。

「とある村」で「村八分」って、ギャグ、おもしろくもなんともねえし。

おれは途方に暮れた。
暮れて明けて暮れて明けて、また暮れる。
ぐらい、パニクった。

パニクリパニクラって感じだ。



途方に暮れきったころ。
なんとなんとおれのもとに邪悪の神が
バーンって、降臨しなすった。

ホントに、バーンって音がしたような気がする。
いや、バババーンかもしれない。

ドー・デモ・イイ。



間もなくそれは
「降臨してきた邪悪の神」じゃなくて
「脳みそ不足のおれが、脳内で創り出したスーパー浅はか神」であることが判明するわけだが。


「こ、これなら、丸く収められるかも!!!」
小躍りしながら、口の端を歪める。

ヘッヘッヘ。

つづくっ。