キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

5000m。っていうか2200m オトナのタイムトライアル5

7/26におこなわれたOTT(オトナのタイムトライアル)。
5000mの動画がアップされたのでまとめとく。 ====


バックナンバー。

⇒0)ソクフォー
⇒1)松方弘樹もクリビツ
⇒2)おもいたったが吉日、みたいなこと
⇒3)1500mの巻
⇒4)センゴの後、ゴセンの前



いや、実際もう遠い昔のことみたいで。
そのあとゴチャゴチャ考えごとしたので。

そのゴチャゴチャとゴチャまぜになって
リアルタイムでどう動き、どう感じたかわからなくなってる。

なんてエクスキューズはドウデモイイ。
早くはじめやがれ。

わかってますって。



記録証を再掲。
画像をクリックすると、ラップが見えるていどに拡大する。
image

DNF。。。

動画もさらしとく。
青いサンバイザーに黄色っぽいランシャツ。




「1500mでやっちまった→5000mはやってやろう」
という、5000mに臨むココロの機微は去年とおなじ。

つまり。

○ものすごく気合いが入ってる。
○でいて、変に気負ってない。
○静かに集中できてる。

くわえて、「あっ去年とおなじ感じだ」
って自覚できたので、縁起がいいぜナドトおもってる。

アップをしてるときも調子はよくも悪くもない。
調子が悪いと自覚するとちょっとアレだが
カラダが軽くて「ゼッコーチョー!」って自覚してもあんまよくない。

という意味では、すごくいい感じ。

流しも気持ちよくおこなえている。
出だしちょっと重くて、途中からしぜんに加速していける。
という。

スタート前、こんなうれしい声もかけていただけた。
はしゃぎすぎず、静かに燃える。
青白い炎。

その状態のまま、スタート。
5000mは400mトラックを12周半する。



想定は18分20秒ぐらい。
「ちょっと失速してもPB(18分37)」
「調子に乗ったら17分台も」
という感じ。

ペースメーカーは
18分半、18分45、19分、だか。
とりあえず18分半のひとに合わせることを決める。

5000m18分半=400m1分28~29ペース。



200m 0:44

最初の半周。
スタートして、誰も出ていかない。
「ちょっと遅すぎるよなあ」
とおもいながら200を通過すると43~44秒。

「いや、まだはじまったばっかだし」
とか考えてる。



600m 2:15(1:31)

先頭のペースメーカーにぴったりつけてく。
「ちょっと遅すぎじゃね」
ぐらい余裕しゃくしゃく。
ウオッチをみると90~91秒なので、案の定。

「いや、まだジョバンヌだし」
とか考えてる。

同時に、あまりにも余裕すぎるので
4000mから飛び出そうか
いや、3000からいっちゃおうか
とか、考えてる。

ホームストレートで撒いてる水が、すげえ気持ちい。



1000m 3:43(1:28)

あいかわらず。
先頭のほうを走ってるのなんか
オトナになってはじめてなので、すげえ気持ちい。

「すげえ気持ちいだらけだ」
とかおもいながら、すすむ。

バックストレートの真ん中ぐらいで給水してくだすってるんだが。
2周にいっぺん、しよう。
と決める。暑いので。あくまで念のため。
ふだん、5kぐらいで給水しない。



1400m 5:12(1:29)

あいかわらず。
あまりにも余裕すぎて
飛ばしたくて飛ばしたくて、ガマンしてる。

ただ、はしゃぎすぎるのもアレなので
集団の後ろに下がり、前のひとのケツを凝視して淡々とすすむ。



1800m 6:42(1:30)

あいかわらず。

手もとのウオッチを見ながら
「1周数秒遅いよね、いいのかね」
とかおもってる。



2200m 8:17(1:35)

ここの1周が記憶と動画との誤差。

記憶では。

2000m地点(バックストレートの終わり)で、何の前触れもなく目の前がまっしろになった。
やべえやべえ何とかなんだろとおもいつつ進むも、
ホームストレートの真ん中ぐらいでもう一度、3回ぐらい目の前がチカチカってまっしろになったので、5周半、ゴール地点のところで両手で大きくバッテンをつくり、止まった。

ところが動画(2000mで撮影)では。

先頭集団から遅れ、1900m地点(第2コーナー出口)で後ろの18分45のペーサーのひとに声をかけられてる。
ただでさえ緩慢な動きが目に見えて緩慢で、オワコン臭がぷんぷんする。

じぶんでは先頭集団にいて、目の前が白くなったので止まった。
という意識だったんだが、実際は1800mぐらいでもうおかしかったんですな。



ここからはまた記憶ベースで。



というわけで、2200mで放棄してしまったわけだが。
「このままじゃヤバいかも、早めにやめとこう」
って、わりと軽い気持ちで止まった。
ダイジをとって、ぐらいの気持ちで。

「軽い気持ち」っていうとちょっと違うが、この際どうでもいい。

でも、上記したように
記憶と実際(画像)ではずいぶん違いがある。

みんながいる席に戻ってからも
ちょっとクツヒモを緩めようとするとピキーン。
荷物を持とうとすると、ピキーン。
って感じだった。

ということは。
ちゃんと限界だったんだろう。

この日走ったの、1500mと5000の途中まで2200mぽっち。
虚弱すぎる。
ポンコツにもホドがある。

その影響が、身体的か精神的か知らんが。
2週間ぐらいひきずった。
キロ5を切って走ることすら、できなくなった。
ポンコツにもホドがある。

OTTの借りは・・・。

おっと、コレはオチで遣うコトバだ。
もったいぶっとく。



まあ、そのあと。
会場に居合わせたいろんなかたとオハナシでけて。

つくばマラソンのエントリーがあるので、最後まで観ずに帰った。

みなさんといるときはよかったが
帰り道はくやしいんだか、なさけないんだか
いち参加者のくせに「運営のひとに対して申しわけなくてしようがない」んだか
そういうわけのわからない気持ちを抱えてチャリを漕いでた。

ココロここにあらず、という感じ。
事故らなくてよかった。
レース中も帰り道も。



そういう。
ほろ苦いというには
「ほろ苦いの『ほろ』ってなんだよ!」
って逆ギレせんばかりのOTT。

オトナになってのはじめてのDNF。
まさかの5000mで。



。。。



オチ、というか〆。

「こんりんざいDNFはしねえ」
「1500と5000をちゃんとマンブリできる地力をつけたる」

そして。
「OTTの借りは、次のOTTでぜってー返す」

時が経ったのに、ふり返るのこんなにキツイとおもわなんだ。
でも、なんか気持ちの一区切りつけられた。

おか熱血かよ!