たとえばあすのあさ、目が覚めなかったとする。
「おれの命、しゅーりょー!」
ってことになったとする。
コレ。ある面で、一大事かもしれないが。
またある面では、いうホド、一大事でもない。
よねっておもうんだよね。
みたいなハナシ。
*
いや別に。
気分がどうなったとか。
浅いことを深ぶって語ろうとか。
そういうんではなく。
ノリよ、ノリ。
おもっちゃったんでしたとさ。
ってだけのこと。
*
じぶんはまだとうぶん生きてると、おもいこんでる。
とうぶん生きてるってことを前提に、生きてる。
よっぽど抜き差しならない状況じゃなければ
あした生きてないなんて、ゆめゆめおもわない。
とはいっても、ですよ。
きょうこれから寝て。
あすあさ、目覚めるという保証はどこにもない。
わけですよ。
ふたしかさ。
*
っていうのはけして夢物語じゃなくて。
わりとありふれた、というか。
すぐ隣にいあわせてる、っていうか。
そんなんようなもんじゃないかな、と。
「じぶんが死んだ」経験がないから
じぶんがこの世からいなくなるということに
いまいちリアルに想いが馳せれない
ってだけのことで。
*
で、あすあさ目覚めなかったとする。
おれにとっちゃ、たぶん、一大事。
だってもう、なにもできないんだもの。
くだものだもの、なんてかますことすらできないんだもの。
やりかけの仕事も残ってるし。
来週飲みましょうねっていう約束も果たせない。
ムスメっこの成長を見届けることもできない。
にょうぼうを未亡人にしなくちゃならない。
新しいオトコに走っても、指をくわえてみてることしかできない。
なんなら、早く新しいオトコみつけれって、おもう。
おもうことができてるかどうかも、わかんない。物理的に。
物理的に?
おれがいなくなることで。
住宅ローン、キレイサッパリ。
という手柄だけが、残る。
いじょう!
厚切りなていで。
*
「そういえばキクチって、いたよね」
的な記憶が、誰かのなかに残る。
かもしんないし残んないかも、しんない。
残るったって。
よしんば、いっとき残ったとしても。
そんなもん、ときとともに薄れてく。
忘れられちゃうのはさびしいよね。
って、たしかにさびしいケド
まあそんなもんだよねっていう。
ひとがひとり生きて、死ぬ、なんてのはしょせん。
その程度のこと。
地球はいままでとおんなじように、回り続ける。
*
じゃあですよ、と。
あす生きてるかどうか、何の保証もないとしたら、ですよ。
というわけでございまして、ですよ。
いま、どんだけナットクづくでいけるか。
しゅんかんしゅんかん。
楽しさまっくすをかましつづけるか。
みたいなことが、よけいダイジなような気になってくる。
*
ブログをちゃんと更新するようになったら。
こういうポエムじみたのばっかしでやんの。
ポエムログに方向転換かよって。
なにを食ってこうなったんだよって。
まあその。
おもっちゃったんだから、しようがない。
*
。。。
*
そうそう。
なんかきょうからまたちゃんと走ろう。
ナドトおもい立っちゃって。
午前中、マイコースを全力かまして。
夕方、疲労抜きしつつ流しを5本、混ぜた。
2部練したのは初めて。
なんていういらねえ情報は措いたとしても。
まあ、衰えは顕著で。
全力かましたマイコース12.3kは
かすみんでフル走ったペースよか遅いし。
いつもキロ3(36秒)を目安にしてる
200mの流しなんか、40秒切るのがやっと。
っていう。
*
何が言いたいかというと。
コレがいまのおれさまちゃんの実力まっくす。
ってことをちゃんと認識して。
胸に刻みつけとこうとおもったんでしたとさ。
「いま、底」として。
「上昇曲線以外、描きようがねえっ!」として。
1ヶ月後とか、秋のシーズンはじまったころ。
それがどう変わってるかいないか
楽しみにしとく。口の端を歪めながら。
ポエムついでに。
そんなこともおもっちゃったんでしたとさ。
真・ダーハダカおじさんに会えたから、まあいいや。
なお、2015夏バージョンのダーハダカパンツは、横に縦のオレンジの3本線が入ってたもよう。
*
クソ辺境の数少ないキメごととして。
「ふだんのジョグのことは書かない」
というのが、ある。
それはJOGNOTEにあるから。
コレ別に、マラソンブログじゃねえから。
*
にもかかわらず
きょうの変哲もねえジョグ。
おもわず書きたくなっちゃったってことは
じぶんのなかで、なんらか
特筆すべき想いがあったのかもしれないねー。
ドーデモイイ、ねー。