キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ヤビツdeコソ練?

先月末のことじゃったー。
なんで昔ばなし的な書き出しをしたのか、おれもわからん。
ザ・いきおいだけ。


「『いきおい』だから『ジ』、な」は措いても。
先月末。
クソ辺境に、こんなうれしいメッセージをいただいた。

ひとーつ。
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ひとーつ。
mosaic2

上のひとーつ。は、柴又練のおさそい。
下のひとーつ。が、きょうのデキゴト。

「ったく、どいつもこいつも。
『姫』っていやあ、おれさまちゃんがホイホイ釣られるとおもってやあがって」

ホント、勘違いもはなはだしい。サッコン。



というわけで、いずれも二つ返事で
「ぜひとも、末席に!」

正確には、0.2つ返事、ぐらいで。
ジャクくらねえ。ジャクると損することのが多い。。。

で、きょう、ヤビツ峠とかいうところを走る、末席に加わらしていただいた。



ジャクるっていやあ、ハナシは前後するが。
きょう走り終わったあと。
断片的にだが、おれの知らない柴又のおれ、のありさまを小耳に挟んだ。

柴又にいらした方々のログによる、断片情報。
秘密の花園にアップされた画像による、断片情報。
そしてきょうお聞きした、断片情報。

「シャクリーヌって何だ?」も解けた。

マジ、サイアクだ、おれ。
スーパーサイアク人だ。
スーパーサイアク人をさらに超えた、スーパーサイアク人って感じだ。

「オッス、おら、サイアク人!」



いやマジであらためまして。
ホント、ゴメーワクおかけしました。
ゴメーワクしか、おかけしませんでした。



きょうはせめて。
ゴメーワクかけないことが最低限にして、最大の目標。
クソ辺境らしく、端のきわのきわでおとなしくしてようと決意した。
っていうか、超絶人見知り的に、酒を飲みすぎてミョーなスイッチさえ入らなければ、端っこにしか、いられない。
光の届かない、ジメジメしたとこ、大すき。

ましてや。
発起人の「アンタはブス代表でもBBAでもねえ」なMさん
C姫なのださん
つい昨日、「近々また会うとおもうんですよねえ」なんてカマトトぶりやがった甲府民、P2600さん

「イニシャルトーク、意味なくね」はさておいて。
そんな豪華メンバーで、おれの出る幕なんかねえんである。

調子くれてリンクとか貼ってるし、もうね。



「大々的な告知をしてないからコソ練で」
っておっしゃってた、こともあり。
もっと秘めたほうがいいのかなとおもってたんだが。
姫がドーンといってくだすったので
まあいいんだろうな、と。



小田急線の秦野駅から峠を目指して上り。
峠の1.5kほど先にある、チョーうまい水が湧いてるところまで往復し。
秦野駅まで戻ってくる。
という、だいたい30km。

姫はおととい、富士山で脚をぶっつぶしてる。
あ、ぶっつぶすって故障とかじゃなく、いい意味での。
なもんだから、そんなムリはしないであろう。

プロシードさん(さっきイニシャルにした意味?)はまた
あんな感じで気を遣っちゃったりなんかして
姫のボディーガード的な役割をするに決まってる。

名前出しちゃったついでに、風呂後。
安定の「最初に2杯頼んどく」(↓)。
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みそらさんは
「きょうはマラニックなんかじゃねえ。ガチだ!」
って、みんなとご自身を、煽る。
先頭をひっぱる。

みんなで輪になってシューズ写真イエーーーーイ!
なんてことは、とうぜんのようにしない。
ビタ一文。



みそらさんは。
けっこうな坂道なのに、キロ6ちょいでぐんぐん上ってく。
おれは、マジガチ必死で、ついてゆく。
ちょっとでも離れたら、心が折れて歩きだしそうなので、ピッタリくっつくようにする。

端のきわのきわで、控えめに。



控えめがことごとく裏目に、出た。
のが、本日。

必死でピッタリくっつく、おれ。
なんかこう、みそらさんを煽ってるように見える。
というか、そうとしか、見えない。



あんま必死だぞって、出すぎたていはできないので。
苦しくてしようがないのに、なるべく息を殺す。

キクチは息ひとつ乱さず、みそらさんを煽ってるように見える。
というか、そうとしか、見えない。



きょうの「てめえの胸だけにしまったテーマ」は
上半身をリラックスして、ピッチ速めに、なるべくラクに進むこと。
上りにしろ下りにしろ、腰からカラダを前進させるイメージ。

キクチは息ひとつ、フォームひとつ乱さず、余裕しゃくしゃく釈由美子って感じで、みそらさんを煽ってるように見える。
というか、そうとしか、見えない。

うわああああ。



そんなこんなで、ヤビツ峠まで上りきる。

そのあと、「チョーうまい水が湧いてるところ」
までの往復が、地味にアップダウンきつかったんだが、措く。

おれなんかもう。
クッタクタで、帰りは端折ってもう峠に住んじゃおうか
ぐらいなのに、3人は、つええ。

下りも上りも、ぐんぐん進んでゆく。

「チョーうまい水が湧いてるところ」はボーナストラックみたいなもんで。
いわば。
『上り』(水)『下り』って感じなのに。 

「歩いてると汗冷えしちゃうから、軽くジョグしよう」って。
それがキロ5分半だったりする。

マジでかwって感じだ。

“『上り』(水)『下り』って感じ”
の説明が、かえってわかりづらくてしようがなくね。
っていう。



下り。



最初。
きょうどう走ろうか考えていたころ。
漠然と「上りはキロ6ぐらい、下りはガチですっとばして、フトモモを破壊する」
をもくろんでた。

いや、とんでもねえ。
上り、6分15とかそんくらいなのに。
「残り、やっと下りきれるくらい」
を温存しとくのが、やっと。

よって。
「下り。一部だけちょっとすっとばしてみる」
妥協、臨機応変な対応をすることにした。



ヤビツ峠までのコースは。
秦野駅からスタートして。
名古木っていう交叉点から坂が始まり、
以後、だいたい等間隔に
「蓑毛バス停」「菜の花台とかいう展望台?」
という休憩ポイントがある。

下りはじめると。
プロ下りードさんが、ナチュラルにすっとばしはじめる。

ぐんぐん見えなくなってく。



上から下ってくる一発目の休憩ポイント。
「菜の花台」を頂点としたヘアピン。
もうすぐ、休めるぜっておもってると。

「ああ、休まずすっとばしてるぅ!」
ヘアピンの下のほうを疾駆するプロシードさんを見つけ、みそらさんが絶叫する。

上りでは、こんな権蔵とおひけえなすってを繰り出すゴキゲンだったのに。
NIKEのマークみたいな顔隠し、もちいてみたのに。
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これはいかん。イカンガー。
「ここは、あっしが」
とばかりに、プロシードさんを追うことにする。

下りをとばしだすと、あんがいおもろい。

見通しのいいところなど、よゆうでキロ3ぐらい、出る。
必死でプロシードさんの横に並び
「バス停ではキューケー、ですよ!」
って星3つって感じで、懇願する。

気分がいいので、そのまますっとばす。
も、脚はすでにガタガタ。
みるみるペースダウンしてゆく。

下り勾配がちょっと緩やかになったところなんかもう
上り坂じゃねえかってぐらい、進まない。



グダグダなまま、バス停着。

まだ駅まで5kだか6kだかあるが。
もう、ちょっとでもチカラを入れようもんなら
ミートをグッバイしそうな予感がプンプンだ。



という感じで、途方に暮れながら
なんとか秦野駅までたどり着いた。

たどり着いたんでしたとさ。
いや、マジ、つれえ。



きょういちばん、おもったこと。

○みそらさん、すげえ細やかな部分での気の遣いかたが、パねえ。

「はじめて峠を走ったことの感想はねえのか!」っていうね。
「パねえんならパねえで、エピソードのひとつもねえのか!」っていうね。
ものすごく感銘を受けたので、おれさまちゃんの胸に秘めさしていただきますわ。

いや、プロシードさん、姫って
気遣い大魔王お歴々ななかで
なおソコが際立っちゃったって、どんだけだよと。



あと、おもったこと。

ヤビツ峠は、劇薬だ。
たしかにココを走りゃ、チカラがつくだろう。
すげえ、いい練習になった。すげえ、楽しかった。
お3方、ホント、ありがとうございました。

ただ。2、3日は確実に、脚が使いものにならなくなる。
毎週のようにできることではない。オネカンと違って。

そこまで高強度は、少なくともいまのおれにとってはひつようなのか?

いや。ちょっとマジメぶりたかっただけだ。



風呂に入り、飯を食い、解散したあと。
たまってるしごともあり。
帰宅はせず、職場に出てきた。

あす、皇居だっていうし。
あっ、そうそう。 明日9時。例の場所で。
職場からなら、遅刻せずにすみそうだし。

なんだが。

よしんば行っても、まったく、使いものに、ならねえ。
行かないかも、しれねえ。
しごと、ぜんっぜん片付いてねえ。

というわけで。

あす、おれが出没しなかったバヤイ(↓)。
「あ、あいつ、マジで逝ったな。脚も、しごとも」

あす、おれが出没したバヤイ(↓)。
「あ、あいつ、やる気もねえのにノコノコ、だな」

で、ひとつっ。