2015かすみがうら、シリーズ。
このエントリーはレース経過。
以後、行動記録。その他。ってふうにまとめてく予定。
なんだがまずは、ジャーン(↓)。 ====
ネット3時間07分10秒。
グロス3時間07分56秒。
記録証をクリックすると、ラップがみえるていどまで拡大される。
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以下、
タイムはそれぞれ上段ガーミンヌ、下段は公式のグロス。
ガーミンヌでは、総距離42.39km。
現場の距離表示とのズレは前半で50~100m、後半で200mホド。
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っていうか25~35kあたり。
公式の距離表示、2kに一度くらい明らかにおかしかったよね。
ガーミンヌと100mズレ→次の1k300mズレ→その次また100mズレ・・・
みたいなことがたてつづいて、世の中にあるもの、もうなにひとつ信じらんねえみたいな感じになった。
のはどうでもいいので、措いとく。
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想定は35~40kでファーステスト、20分そこそこか切るぐらいでいく。
それまでは、いくら遅くてもドントウォーリービーチクハッピー!
って感じで。
トータルで3時間ヒトケタ中盤いきたいなと。
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スタート~5km
23:13/23:13(5'00"、4'37"、4'39"、4'28"、4'29")
24:06/24:06
最初ゆっくりすぎることは織り込み済みだったので
とりあえず追いすがるべきチャンネーを探す。
体調はすこぶるよい。
「きょうはゼッコーチョーだ、さすがおれ」とか考えてる。
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5~10km
22:31/45:44(4'29"、4'31"、4'28"、4'33"、4'30")
22:35/46:41
ピンクのウエアなチャンネーをストーキング。
特に何もかんがえず。
もとい、「このチャンネーの前に回り込んで、ふり返って確認してえ!」
はかんがえてた。
ただ、キロ4.5、体感的にちょっとキツイかなとおもう。
だいたいいつも13~14kで考え直す
「やっぱりきょうはゼツフチョーだ、さすがおれ」
を7kぐらい、2度目の常磐線との立体交差あたりから発令。
発令ってなんだ?
カラダはやけに重だるいのに、ムリすることなく
タイムも変わらず、巡航を淳子あるいは順子できてる。
フシギだ。
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10~15km
22:28/1:08:12(4'34"、4'28"、4'31"、4'26"、4'29")
22:31/1:09:12
あいかわらず。
わりと平坦なので、ペースをそろえやすい。
ここらへんは、ピンクのウエアなチャンネー(仮、淳子)と
ブラックなウエアのチャンネー(仮、順子)を、力也並みにとっかえひっかえしてる。
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15~20km
23:02/1:31:14(4'41"、4'32"、4'39"、4'35"、4'35")
23:12/1:32:24
ちょっとペースを落としてみる。
「地味なアップダウンがつづくゆえ」
「沿道にひとが少ない区間だったゆえ」
「なんか飽きてきちゃったゆえ」
「後半あげたいゆえ」
が織りなすハーモニー。
去年のかすみがうら同タイム
ドッペルでおなじみのラン太さんが、するするっと前に出て、しらしらっと引き離してゆく。
とりあえず。ラン太さんが視界からいなくならない程度でいくことにする。
なお、20kぐらいで第1デオドラントが登場したもよう。
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20~25km
21:58/1:53:12(4'43"、4'14"、4'22"、4'21"、4'18")
22:03/1:54:27
中間点で時計をみると1時間36分半ぐらい。
「ああ、きょうは3時間13分は切るのね」とか、ノー天気に考えてる。
中間点付近にある
2年連続で寄ってきた「戦略的トイレ」の拠点。
空いてたしちょっと迷ったが
今回は「戦略的寄らないトイレ」にすることにする。
中間点ちょいすぎ。
折り返し点じみた、あぜ道の曲がり角。
ずっと前方にいるラン太さんが、チラッとこっちを見やった気がした。
勝手に挑発されてるとか叱咤激励してくれてるとか、トゥギャザーしようぜって言ってくれてるとか、解釈しとくことにした。
差を確認すると、23秒もある。
前半、わりと向かい風だったので
折り返したら追い風だぜやったねと進むも。
後半もわりと向かい風っていう。
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ちょっと踏み込みを強くするだけって感じで
(体感的には)ひかえめにペースアップ第1弾。
キロ4分20ぐらいをめやすに。
2、3キロで、しらっとラン太さんをパスする。
も、以後、やけにちびっ子の
「おうまさんがんばれー」って声援を浴びるようになったので
ラン太さん、おれさまちゃんをペースメーカーにしてやがるな
とおもう。
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ところで。
応援で和太鼓って、おれを泣かすためだけに存在してるよね。
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25~30km
21:32/2:14:44(4'16"、4'19"、4'17"、4'21"、4'20")
21:42/2:16:09
ザ・巡航って感じ。
32kmからペースアップする予定で、ひかえめにいく。
も、ラップを見てビビりながら走ってる。
「うっわ、きょう楽すい!」
とかおもいながら、走ってる。
「やっぱきょう、ゼッコーチョーかも」
とかおもいながら、走ってる。
30k地点で第2デオドラントが登場したもよう。
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30~35km
20:58/2:35:42(4'18"、4'11"、4'14"、4'11"、4'04")
20:56/2:37:05
32kからペースアップ第2弾。
4分10をめやすに。
ってあんま、変わってねえじゃんか。
「この5k、20分台でいけるぞ」
とか、ぐんぐん楽しくなってくる。
赤の75Tが見えてきた。たぶん、かまかまさんだ。
「チャンネーのツーケーも大すきだケド
チャンオジのツーケーもわるくないよね」
とか、わけのわからない気分になりながら、黙って1kぐらいストーキング。
35kめで4分04が出る。
まだ、よゆうしゃくしゃく。
「35~40kは19分台でドーンといってみよう」
「ペースアップ第3弾だぜ」
「コレ、3時間05分切れんじゃね」
などと、クソノー天気に考えてる。
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35~40km
21:12/2:56:54(4'00"、4'12"、4'15"、4'24"、4'21")
21:24/2:58:29
36kすぎ。
横をスーッとパスしてく若者がいる。
「終盤にこのおれさまちゃんをパスするとは、ナマイキな」
と、若者のツーケーをストーキングすることにする。
いやこれ、失速のはじまりはじまりーで。
おれがペースダウンしてただけなんだなって
ほどなく気づく。
油断すると若者にじりじり離される。
「ここでちぎられたら、かくじつに気持ちが切れる」
と、ちょっと離れては必死に食らいつく。
も、38kすぎると、しだいに遠くなってゆく。
ゴールのほうを見やると。
土浦駅前のビル群は、まだまだ遠くにかすんでる。
いろいろ萎えそうなので、視線を落として進むことにする。
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40km~ゴール
4'21"、4'24"、1'28"(42.39km)
09:27/3:07:56
40k地点で時計をみる。
「2.195kを8分半でいけりゃ5分台出るゾ」
「このままズルズルいったら、初フル(4時間07分15秒)マイナス1時間すらおぼつかねえゾ」
を何往復か。
テンパりすぎて、チャイナ、見のがす不覚。
必死で漕ぐも、もう4分20すら切れない。
競技場に入る最後のカーブから、短距離走なていでダッシュをかます。
ゴール写真にガッツポーズキメるよゆうも、なし。
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ゴールして、180度向きを変えて、コースにおじぎ。
なんてジェントルマンをかまそうとするや
ふいに意識が遠のいて、バタン。
ここまでなったのは、はじめて。
こういうとき。
カラダがまったく動かないケド、アタマはけっこう冷静に動いてるのね、コッコさん。
「なんかこれ、コッコさんインナゴヤじみてね?」
「二番煎じみたいで、カッコわりいな」
とか考えてる。
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「ゴール後も止まらず、歩いて歩いて!」
係のオジサンが、武骨に話しかけてくる。
(わかってますって。でもちょっとでも動いたら、全身攣っちゃいそうなんで、ひとつ)
って、そのままにしてる。
ん? なんだこいつ、ガチか?
おやおやって感じで、武骨なおじさんが、ほかの武骨なおじさんを呼ぶ。
(いやいやいや、はずかしいな、ったく)
武骨ズに両脇を抱えられてタータンから外れる。
「もうダイジョウブっす。ありがとうございます。ダイジョウブイ!」
シュワちゃんの部分、いまつくったよね!?
はともかくとしても、よろよろ導線をたどりはじめる。
ジツはここらへんから、村の陣地に戻るまで
記憶がスコーンと飛んでる。
気づいたら、着替えようとしてフトモモを攣ってた。
陸上競技場と野球場の間の道の脇。
手もとには、受け取った覚えのない記録証、参加賞、預けた荷物。
ホラーだ。
*
ん?
レース展開よか、ゴール後の記述のほうが多くね?
後半、失速しちゃったものの、ともあれネガティブ。
前半1時間36分46秒。
後半1時間30分24秒。
後半のハーフ、ハーフマラソンのセカンドベストなんだよな、これでも。
つづくっ。