キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

足立フレンドリーハーフその2 行動記録とレース経過

足立フレンドリーのつづき。
とりあえず、ジャーン(↓)。 ====
141223足立
1時間37分40秒(ネット)。

きょうは、行動記録とレース経過をまとめとく。
行動記録は後学のため。
来年、出るかどうか知んないケド。



スタート前

○6:30起床。
納豆ご飯とみそ汁っていう通常運転な朝飯。
トイレは起床直後と飯後、出る直前の3回。
ゲイター含め、走るかっこうの上にダウンを着る。
これもいつもどおり。

○7:30すぎに家を出る。

○8時ごろ小田急線に乗る。
成城学園に着くとすぐ準急綾瀬行きが来るとのこと。
ウヒョーって乗り換えると、電車はがら空き。
ウヒョーって、座る。8:56北千住着。

電車の中で運動会気分を盛り上げようと思って
ヘビロテで聴いてた(↓)。

気持ちがミョーに高ぶりすぎ
「あ、これはよくないパターンだ」
っておもう。

おもうんだが、おもうだけ。
っていうね。

○9:15ごろ会場着。
人並みについてゆく。
会場までは20分ぐらい歩く。

橋を渡るとき、交通整理のひとが
「左側通行」ってんのに、
バカみたいに道路全体に広がってる
クソバカがわりと多くてゲンナリする。
地元のひとたちがあきらかに迷惑顔してるじゃんか。

会場に着いて、斜面のくさむらに座って
とある村の陣地に行くか迷いながら
とりあえずシューズにタグをつける。

○9:30すぎ、陣地に行く。
こういう(↓)。うれすい。
充実兄弟
しかしなんだこのおれの頭は。
下敷きでスリスリでもしたのかっていう。

これへのレスポンスだな。

ミツルって改名して、ジュージツコンビとしてDEBUT!
ジュージツ野菜として。


○10:10ごろ、スタート地点に向かう。
風がつおすぎてゲンナリするが
しばらくすると人ごみで風が遮られるので
けっこう暖かく感じる。

「きょうは大幅ベスト更新の日っすよ」
とか、じぶんのことは棚に上げて
容れものボッチを刺激しつづける。

そうこうしてるうちにスタート。



レース経過

くり返すが、目標は2時間以内での完走。
とりあえず、10kmまではキロ6。
っていうモクロミ。

ガーミンヌで21.22km。に沿ってゆく。
カッコ内、左がラップ、右がスプリット。



スタート~5km(25:29/25:29)
5:08、4:58、5:58、4:43、4:42

「いまのじぶんの全力を尽くすって
どういうことなのかなあ」
と、しばらく考えながら。

キロ6の予定が周りに流されて、
速すぎるペースで推移。
これでも「ゴメーワクおかけします」
ぐらいゆっくり走り、ごぼう抜かれしてる。

どうもいやな予感しかしないので
3km手前ぐらいでトイレに入り
チェンジ・オブ・ペース。

とかいって、
トイレ後、ペースアップしてんじゃんか。。。

5kmすぎに第1折り返しがあって。
速いひとたちとガンガンすれ違うので
テンション上がっちゃってんのね。。。



スタートしてからずっと楽しみにしてたのは
3kmすぎと7kmすぎ、江北橋にいらしてるはずの応援団。

緊縛パペマペが踊ってるの見えたとき。
わたしゃ、ほんとうにうれしかったですわ。

おれの周りのジョガーたちは
あきらかにドン引きしてたケド。
その緊縛ダンスのめげなさとの温度差が
モロ、ツボにはまって、なんだか楽しくなってきた。

おら、なんだかワクワクしてきたお。



5~10km(22:48/48:12)
4:40、4:36、4:27、4:34、4:31

5kmごとに
6分、5分45、5分半、5分15、ダッシュ。

「もしもものすごく状態がよかったら」
ドリフ大爆笑のもしもコーナーなていで
こうビルドアップしようと考えてた。

調子がいいわけじゃないケド、
そんなガイドラインに沿って
ラストあげられたらいいなあとか
考えてる。



逆にいうと。
序盤にそういうこと考えるのって
危険な誘惑のサインだから
自重する。課徴なていで。タンメンって感じで。
(いつか以来、2回目)。

折り返してから、あきらかなオニ追い風。
やだなあやだなあ
やばいよやばいよ
こわいなあこわいなあ
とおもいながら推移。

テツロウが挟み込まれてるとかは、措く。



10~15km(23:35/1:11:47)
4:32、4:48、4:43、4:48、4:44

中間点を過ぎたとたん。
ガクッと疲れる。

「あああ、オバペやっちゃったね」

なんだが、ムリせずペースダウンして
そのペースを保とうとする。



12kmぐらいだったか。
オフィシャルなオジサーンオズボーンが
マイクでみんなを鼓舞してんだが。

「第2折り返しまであと4km。
折り返したら、向かい風、スゴイよー。
パワーためとかないと、つらいよー」

ナドト。
鼓舞だかいやがらせだかもうわからんち。
ってのに、ドはまりする。



上り坂&ヘアピンあたりで、
トップのひととすれ違う。
折り返してからの向かい風のすさまじさを、知る。
キクちゃん、大いに、おのののく。



15~20km(20:49/1:32:36)
4:37、4:04、3:50、4:12、4:06

16km過ぎの第2折り返しが近づいてきて。
なんだか完走できるぞっておもえてきた。

じゃあ、ペースアップすんべ。
ってなった。

折り返して200~300メートルは、
風のぐあいとじぶんの余力を見きわめる。

給水所を過ぎたところでペースアップ。
あんがい脚が動くので
キロ3分45ぐらいをめやすにする。

駆け出すと、気分がぐんぐん盛り上がる。
頭の中でジョックロックが流れる。

ずいぶんひさびさだ。
臆面もなく口ずさむ。

「キクちゃん、ゼッコーチョー!」
「おっ、かっくいいね!」
などと独りごちる。



だがしかーし。
精神で統べられるホド
脚力の積み重ねはねえ、ハリボテ状態。

けっきょく、4分以上かかってんだな。

「てめー、4分もかかってどうすんだよ。
今までさんざん温存してたじゃねえかよ」
とおのれを叱咤するも
脚が前に出てかない。

ごぼう抜きにはできてるので
気持ちは盛り上がり続けてる。



20km~
4:08、0:50(21.22km)

スタート時の
「いまのじぶんの全力を尽くす」の解。
「死ぬほどがんばる」を導き出す。

「バカじゃねえのこいつ」
って言われてもかまわないぐらい
「むしろ言ってくれ」ぐらい
必死の形相でダッシュをかます。

「それでこのタイムかよ」とは
言ってくれるな、おっかさん。

とにかくじぶんなりにリミッターを外す。
ゴール、する。

ゴールしたら呼吸ができなくなり
視界がすべて真っ白になった。



とにかく、動けない。
しばらくして立ち上がるも、まっすぐ歩けない。
ヨダレ、ダダモレ。

こんなん、はじめてだ。

でも、遠い意識のなかで
完走できたこと。
ちゃんと全力を尽くせたことに満足してる。



レース後

ちょっと休んだら元気が出てきた。
記録証をもらい、陣地に帰って着替えると
むしょうにビールが飲みたくなる。

元気が出てくるとともに
ちゃんと練習しなきゃなって
さっきあんなに満足感たっぷりだったのに
なんだかくやしくなってくる。

で、きのう書いたとおり
「祝・70分台!」さんとかに、
むき出しをぶつけたりなんかしちゃったりする。

おれ、何やってんだろとかおもいつつ。
ホントすんませんとおもいつつ。



江北橋で熱い声援を送ってくれていた
女性2人が戻ってくる。
KRR-Nさんともお話しさせてもらえたっ。

心臓、バックバク、ですわ。

ゴブサタかましてたひととも
ボッチ練でお会いしたばっかのひととも
お話しできてよかったし
「.」の謎も聞けてよかったが
ジツはここらへんのこと、あんま憶えてない。

14:30には帰路につかなきゃなんなかったので
やだなあやだなあとばっか、おもってる。
ウタゲ、行きてえ、ばっか、おもってる。



最後ッ屁的に。
「あんたのブログ更新がないと、おれの人生はつまらん」
と、KKRさんにかます。

「合同オネカン、やりましょう!」
と、緊縛団長と抱擁してたらしいひとに、かます。

キャトゥのムスメっこは
「ミノリ」ちゃんって名付けたそうなんだが
HNが近似値な、これまた祝ご誕生さんと
いろいろ話しながら北千住まであるく。



。。。




蛇足。
たぶんコレ、本気でいらない。
火のないとこにケムリ、立てもする。

北千住で千代田線に乗り
大手町で半蔵門に乗りかえる。

にょうぼうコドモとニコタマで待ち合わせて
買いものして、
家でクリスマスをやるっていう。

なんていったら適当かわかんないが
それって見せかけだけの幸せっぽさ
じゃね、みたいなことをずっと考えてた。

おっと、誰かが来たようだ。
スンドメ、しとく。

いや、ムスメとかが楽しそうな顔してんのは
うれしいんだケドね。
まあ、こんなこともあと数年なんだろうケドね。