キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

史上初! マジガチでぼっちなぼっち練

いやね。言ったってボキュはもう
いいオトナなわけですよ。

確かに、ぼっちどもとお会いしても
ビミョーな距離感が縮めきれてない。
もう3回目だぞ!

キヨハラなていですごむも
どんだけ人見知りなんじゃいってハナシで。

とはいえ、お会いすりゃ
世の社会人なみに
最低限のあいさつはかますわけですよ。
それがニッポン人てもんなわけですよ。



とーこーろーが。
さいきん森のくまさんが
ひんぱんなわけですよ。



そもそも、おれはぼっち練って
「おんなじ志をもったひとが
たまたまなおんなじ場所にいた
っていうただのイベント」
だとおもってた。わけですよ。

「トレーニングなんてただの名目で
おんなじ場所にいたよってことにこそ
意義があるイベント」
だとおもってた。わけですよ。

祭り。

フェスティバル、あるいは
カーニバル。



なもんだから、それぞれ(↓)。
8月の陣馬山
(コースも何もわかんない)
でも、みんないるから
ついてきゃ、なんとかなんだろ。
9月の皇居。
おれの今回の目的は
「とりあえず走っとくこと」。
「30キロ走りたいなぁー。」
おれのタスクは
それに巻き込まれないようにする。
一点だった。

上りボッチとかムキムキぼっちとか
ちゃんとテーマを据えて臨む
エラいひともいるが

おれさまちゃんなんかには、
そんな高え目的意識は、ねえ!

とおもいつつ
そういうことにあこがれても、いた。



あまつさえ。前回の皇居ぼっち練。

30kmやる気マンマン
やるっきゃナイトで臨んだ
ゼンラぼっちを引きずり下ろす
トホホな役回りを演じてしまった。



ゼンラぼっちは今回、
こんな感じで燃えに燃えて萌えていた。
前回のぼっち練では、ダーハダカな外国人男性に満足して25Kで終了した。

しかーし、今回は30Kやったるで。
今回は仲良しこよしのぼっち練は封印だ。

おれ・オブ・ムダに自意識過剰は
「コレ、明確におれに釘さしてるってことだよね」
と解釈。

「次、足引っ張ったら、disられんぞ」
が、高え目的意識へのあこがれとあいまって
こんなことぬかした。

おれのアシタ。
今回はちょっと
ガチで行かしていただきますよ。
と、ヨコクしとく。

エラッソーに。
ってわけじゃなく、コレつまり
「えへへ、わかってますって」
表明以外の、なにものでもない。



名は鯛をあらわす。

そんな格言が漁師のあいだで、
金科玉条のごとくあがめたてまつられてる
わけねえだろ、なサッコン。

「ガチで行く」とほざいたしゅんかん
そのほざきは形をなし
見事に自己催眠へといざなってくれた。

そんなわけで、コウした。
実質、走りこみのはじめ。
まずは完遂を最優先に、松竹梅の竹。
141011LAP



カーニバルあるいはフェスティバル
なはずのぼっち練で、
まさかのマジガチボッチ。。。



今回は4人でスタート。

清麻呂から坂を上るまで2kmは、
ごあいさつがてら
たまたまそこにいたひとたちと
たまたまいっしょなていで走る。

半蔵門の交叉点から、ガチスタート。
で、上記の感じで推移。



きょう知ったんだケド、皇居って
ビミョーに1周5kmないのね。

6周したら30kmに400m弱足りないので
ダウンがてら、帳尻を合わした。



再来週、本番レースではないとはいえ
フルマラソンに出る。

圧倒的な練習不足ゆえ
「完走できんのかよ!?」
が、ずっとおれのアタマを支配してた。

「きょう30kmを走りきれたら
とりあえず完走はできそうっておもえる」

わりとそういう悲壮な決意で臨んだ。
なにしろ、自己催眠バリバリだから。

やり終えて
「いちおう、完走はできそうかな」
とおもえた。



なんだこの、ダメ日記ブログな感じは。

「できましたー(ヤッホー的な顔文字)」
「よかったでーすっ(はあと)」

わかったよ、うるせえよっていう。

感想文なんなら感想文らしく
何を心がけたからできたのか
どこをがんばってよかったのか
ぐらい言えよコノヤロー
っていう。



今回は2人のニューカマーがいらした。

酒乱ボッチ
入れものボッチ

2人とも来週アクアラインマラソン
ということで、軽めにあがっていった。

「ドトール行きてえ!」

って独り言がきこえてきたが
そんなわけで
ドトール休み
けっきょく誰も行けてねえんだよ!



4周、およそ20km経過したころ
清麻呂のたもとで
先にあがった2人がヒザをすり合わせて
恋の語らいをくり広げていた。

のを、遠めにハッケンした。

半蔵門の交叉点では
あいさつのひとつもすることなく
無言でペースアップしてったので
その非礼をわびようと、歩みよってみた。

ひょっとしたら、
ここにも新たな三角関係が生まれる
かもしれない。
なんてことは、ビタ一文おもわずに。



すると
「あれ? 止まっちゃうんですか?
走んなさいって」

と、若林源三みたいなにくまれ口を叩きつつ
このクソ辺境ブログをほめてくれる
酒乱ボッチ。

マイケル・J・フォックス
アランチャ・サンチェス・ビカリオ
みたいにいうと

酒乱・ツンデレ・ぼっち。



ジツは20km手前で、おれは葛藤してた。

「5周(25km)でやめちゃおっかなあ」
「でも、30kmやるって言っちゃった手前
カッコつかないなあ」
の、はざまで。

で、前回も抜いた伝家の宝刀
「とりあえずあと1周して考えよう」
をまさに抜かんって、まじめに考えてた。

「逃げをまじめに考えてねえで
まじめに走れやゴルア!」
は、措く。



そのきょくめんでの
ツンデレぼっちの世辞。

まったくこのひと、
ドイチェ飲みのときもおもったケド、ソツがねえ。
まして、アルコールが入ってねえから、チョーまともだ。

ツンデレな酒乱ボッチが歯の浮くようなこと言って
アゲてくれなかったらたぶん、6周を完走できなかった。



入れものぼっちは入れものぼっちで
ほんとうにひでえひとだ。



集合、というか
たまたまそこにいたひとが
なんとなくいっしょに走りだす直前。

どなたかが
「ゼンラぼっちさんとキクチさんは
ブログ上でやたらやり取りしてますよね」
と独りごちた。

おれは
「誰か“あいつらできてんじゃね”
ってツッコんでくれねえかなって
いつもおもってんですけどね」
と、独りごちた。



ゼンラぼっちをちらりと見やると。

「スーパーサイヤ人をさらに超えたスーパーサイヤ人」
みたいな勢いで
「苦虫を噛みつぶして、飲み込んで、反すうして、4つの胃で消化したる」
ぐらいの、スーパーメーワク人
な表情をしてた。

あっ、調子に乗りすぎちゃったかな。
やべえこと言っちゃったのかな。
おれは、地味に、ちょっと、凹んだ。



からの。
こういうひでえ仕打ち。
最近ブログ村でもできてんじゃないかって二人。
ナイス・供養。
おれ、成仏、できる。



なんかダラダラ、ですな。
「きょうは」
「皇居6周」
「でけたっ」
って3行で済むデキゴトじゃんか。



6周を走り終え、
和気清麻呂のたもとで
独りでヒザをすり合わせて休む。

ゼンラぼっちもそんなに間をおかず、帰還するはずだ。
なんとなく大手町のほう見て
ピンクのTシャツを探りつつ、ちょっと休もう。

いやあ。
きょうのおれ、がんばった。

30kmの道程を静か~に振り返り
ジコマンにひたる。。。



なんて間もなく、ほんの数秒後。

「ゴオオオオオオオオオッ!」
あたり一帯にとどろく地響きみたいなもの。

たとえていうと
極度に発達したニンゲンのカラダの組織が
弛緩と収縮をくり返したときに
発せられるような音。

カラダの組織、弛緩と収縮。
筋繊維。。。

え? まさかの? やる気スイッチ?
つづく。