キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

成長期、みたいなもの

ひとには成長期ってもんがあって。
というハナシ。


ひとには成長期ってもんがあって。
成長期というか伸びざかりというか、
ピークというか、旬というか。があって。

それがいつあるかは、ひとそれぞれ。

たとえば
「中学のときは圧倒的にすごかったのに
高校に入って大したことなくなっちゃった」

みたいな早熟なひとがいたとして。
とかく、伸び悩んだとか落ちぶれた
ナドト言われるもんだが

別に
「伸び悩んだ」わけでも
「落ちぶれた」わけでも
「ポテンシャルが中坊レベルでしかなかった」わけでも、まして
「エロに目覚めた。走るのに支障をきたすレベルで」
なわけでも、なくて。

ただ
「伸びざかりな時期が、そこだった。
ひとに比べて早めだった」
なだけ。だとおもう。

そのときどきの環境とかモチベーションとか
そういう要素はあえて措いて言うと。



なので、最大の成長期が
中学なひともいれば
高校なひともいて
大学なひともいて
社会人になってからなひともいて
40歳なひともいる。



40歳なひとも、いるっ。

40歳なひともいてくれっ!!



。。。



もう、ケツロン言っちゃったので
あとは蛇足。

あのう。
きのう。予告じみたこと言って
「中学の同級生にからめて」
なんてぶち上げちゃったんだが。

そいつにからめて述べるなんて
そもそも、とてつもなくむつかしい。
おれの力量じゃムリだ。
ということに、アップしたあとすぐ気づいちゃった。

んだけど、ぶち上げちゃった手前。
なんかシリメツだけどいちおう、以下。



コレ(↓)。難関すぎるので、カツアイ。
ハイジャンプで実績をつくるにつれて
全方位的な自信をつけて
みるみるエースらしくなってった。

みたいな過程もからめて



中学のときのウチの学校のエース
走り高跳びの現・極悪オマワリ。

ショージキ、跳躍力はあるんだろうが
脚は遅いので、埋もれてた。

それが、中2の秋ごろから高跳びで覚醒し
中3の春、一気に県トップクラスに。

関東大会にも出て。

陸上がものすごくつおい東京の高校の推薦が決まり。

高2で都大会を制した。

ってのは、きのう言ったまんまね。



ウチの書庫にはまだ
中2のころの川崎の記録ランキングが残ってて。

見てみたら。コイツ。
中2の秋から一冬越えた春までに
20cmぐらい記録を伸ばしてる。

さらに。
あとから聞いたハナシでは、高校入学直後
さらに15cmだか、
一気に記録を伸ばしたという。



天才的なひとはともかく、
そこそこなひとって。

ステージが一段あがると
そのつど爆発的な成長がひつようだ。

というきわめてじぶん勝手な
持論というか経験というか、実感がある。

それは陸上にかぎったことじゃなくて。

高校でいくらアタマよくても
大学で爆発的な飛躍しないと、
フツーのひととして埋もれちゃうように。

大学でいくら人脈があっても
社会に出て爆発的に飛躍しないと、
「オレ、人脈、アリマス!」
なんてとても言えないように。



ものすごい雑な言いかたをすると。

中1のときストレッチで
魅惑の横チンをさらしてたコイツは
「成長期のタイミングがすごくよかった」
って言える。

タイミング=運。

いや。
もちろん、本人の努力はすごいものがあった。
トレーニングに対する真摯な姿勢
というのは大したもんだと
当時、マジでおもったのは確か。

いまはコイツ、「紳士」じゃなくて
ただの極悪オマワリ、なんだけどな。

ムリヤリ挟んだ、アンクルなウイット。
キレが、悪いの悪くねえのって。



そういえば、中3のとき。
コイツがパリッパリに上り調子なとき。

よくあの、
跳び箱で使うスプリングのついた踏み切り台
を使って、高跳びの練習してた。

踏み切り台を使うと
信じらんないくらい高く跳べる
らしい。

180cmそこそこの記録なひとが
200cmぐらいよゆうで跳べる。



「何でそういう練習すんだ?」と訊くと
「2メーター飛ぶって感覚を、カラダに覚えさせるため」
っていう。

へえー、そういうもんなのねえ。
すげえ、感心する。

3歩あるく。
ちょ、ちょっと待て。と。



あのう。ひょっとして。

コイツの踏み切り台!
=おれにとってのハーレーダビッドソン


ってこと?



けっきょくおれは
その図式に気づかなかったフリをして
平凡ないちんちとして、その日をきわめて静かに終えた。

なんか。

「陸上がつおい東京の高校に推薦でいったコイツ」
と、
「陸上をつづけずに、超高校級の帰宅部員として中2病を培養しまくってたおれ」

っていうコントラスト。
必然臭がぷんぷん、だ。



タイミング。運。

ビジネス書とか自己啓発書とかによく
「運をつかむひとってのは
運を逃がさずつかめるひと。
運をつかむ準備をいつもしてるひと」
みたいなことが書いてある。

よくわかんねえケド。

おれの部屋で寝っ転がってテレビをみてても
フカキョンと恋に落ちる確率は
未来永劫0%のママだケド

直接会いに行っちゃえば
少なくとも0%ではない、かもよん。
みたいなこと?

たぶん違うな、おれの名推理。



まあその、成長期ったって。
もちろん、指くわえて待ってたって来っこないはずで。

同期のエースは
踏み切り台だかなんだか知らないケド
きっかけとなる何らかをつかんだはずで。

幸か不幸か
おれさまちゃんはまだ一度も
成長期ってのを迎えたことがない。

ので、これから、かならず、来る。はず。

夏はスピードに磨きをかけ
秋は春先とおなじく、坂道をガッコンガッコン走る。
がたぶんきっかけになる。はず。

アーンド。

コンキョもなしに
「おれ、いま、成長期」
ってひたすら思い込むことで
ほんとうに成長期を迎えてしまおうと
もくろんでる。

というわけで
40歳での爆発的な成長、カマン!


「誰でも人生で2度は来る」っていう
モテ期もまだ1度も来てないわけで。
モテ期も詰め合わせで、カマン!