キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

読書感想文の本選びとか、子どもには伝わらねえ親のエゴが満載なんだろうな

きょうからお盆休み。

というわけで
ムスメと古本屋に行った。


ムスメは、アレなんだよな。
学童に行ってるので、
盆暮れなんてないようなもんで。
夏休みったってまいんち、
8時前に出てって、21時前に帰ってくる。

おれが小学校のときなんて
夏休みの40日間は途方もなく長いもんで。
甲子園を観まくり
浜名湖で泳ぎまくってた。

家で麦茶をがぶ飲みしながら
「夏休みもあと、20日で終わっちゃうのかあ」
ナドト、なめたことぬかしてた。
のに。



なんで、おれがお盆休みになったら
山積みの仕事には気づかないフリして
ムスメを寵愛する。

子煩悩、なんてリッパなもんじゃ、ねえ。
日ごろの罪ほろぼし。



そんなわけで、きょうは
読書感想文の宿題のネタ探しも兼ねて
古本屋に行った。



戦利品がコレ。3冊仕入れた。
2014読書感想文



左から。『注文の多い料理店』
小学生のうちに宮沢賢治を浴びまくると、すげーいいコに育つ。

そんな「おれ実績」という
史上最高こころもとないエビデンスは
さておいて。

宮沢賢治に少しでも触れさせときたい。

正月に『銀河鉄道の夜』がまだちと早すぎたこともあり
今回は20ページ程度の短編から。
読書感想文の宿題(2014/01/07)

さいあくのバヤイ
宿題はこれででっち上げさせりゃ、いい。



まん中。『星の王子さま』

ほんとうは、こんくらいイってほしかったんだケド
「小学校高学年向け」ってあるんで
小4には早いかなと、
『注文の多い~』に妥協。
でも、できればこの夏
ココまでゆけー、という野望を込めて。



右。『怪人二十面相』
さいきん「コナン」が大すきで
ヒマさえありゃ、DVDみてるので。

「作者の江戸川って、コナンの苗字はここからとってんだぜ、たぶん」
ナドト。



こんなぐあいで。

いちおうもっと候補を挙げて
そんなかからムスメに主体性をもって選ばせた
という体裁をとってはいるものの。

けっきょく。
子どものためをおもってるていで
親のエゴの盛り合わせでしかない。
じゃねえの、と。



子どものためをおもって
というのは、全面的にホント。

アタマが柔らかい小学生のうちに
いろんなすばらしいものに出くわしてほしい
と心から願ってる。

とくに、小学校までにどんな本を読んだかで
一生が決まる。とおもってる。

サンテグジュペリから、妄想のすばらしさとそれを広げるすべを学び
江戸川乱歩から、ボッチだって仲間と協力してコトに臨んでwktkしてもいい
ということを学んだ。

ベーブ・ルースの伝記から、
たとえ予告ホームランをはずしたとしても、それはそれでオイシイ
ということを学んだ。逆説的に。



なにしろその実績が
おれさまちゃんという産物だけ。
いいのか悪いのかは、わからん。



すばらしい本にいっぱい出くわしてほしい。
そのために、惜しげもなく
オススメの本を差し出す。

それはしょせん
「ムスメにそうであってほしい」
っていう、おれのマボロシなだけで。

子どもからしてみたら
どーーーっでもいい、
ことなのかもしんないぜ。
10中9.5、ぐらい。

「惜しげもなく」ってあきらかに
遣いかたおかしいよね、は措いて。



それでも、いい。
さてあすは、何してアソビましょーかね。