今週の土曜は新木場の夢の島競技場で
リレーマラソンを走る。
これがヒッジョーに楽しみ、なんである。
ランクラに所属してるひとや
駅伝、リレーマラソンによく出るひとにすれば
「そんなん、アタリマエじゃん」かもしんない。
でも、こちとらボッチジョガー。
だけに、チームプレーっていいね
って想いもひとしお、なんである。 ====
*
出場するのは、6時間の部。
制限時間内にコースを何周できるか、で順位が決まる。
6時間の部はMAX8人。
中継所であれば、1人何周で交代してもいいし
1人何回走っても、いい。
ひとついうなら。
コース1周の距離ってのがクセモノで
ウェブには「約1.3km」とある。
去年のリザルトから割り出すと1.225km、
おととしから割り出すと1.247km。。。
コース設定はいつもおんなじなのに
何でそんなにバラつくのか。
おれの足りない脳みそではどうにも、わからん。
*
おれが率いられる超強豪チーム
なまえを「チームヘッポコ(仮)」としておくと
は、3年連続3回目の出場。
おととしが311チーム中161位
去年が246チーム中176位
という、天下無双っぷり。
去年なんか、7人で登録したのに
フタを開けたら4人しかいなくてビビッた。
開けるフタを間違えたかとおもった。
ぐらいのスーパーハイ・モチベーション。
しかも当日はドピーカン(ってなんか昭和だね)。
13時のスタート時には、グラウンドレベルで35℃以上。
14時前には救急車到着というキビシー条件。
ヘッポコ(仮)のメンバーが、搬送されたわけではないが。
とりあえず今年は
7人が当日そろうことを、信じてるぜっ。
*
あ、何で定員8人なのに7人かというと
みんなボッチで代替する仲間がいないから。
1人がいきなりヘルニアになっちったから。
*
チームヘッポコ(仮)は
大学時代のサークルの仲間たちを中心に構成される。
今年走るのは、男4人女3人。
おととし、初めて出たときは男5女2で
うち、フル完走経験者2
ハーフ経験者3、10k経験者1。
おれ個人でも、
「やっとサブ3.5を果たして」
「5kならキロ4分30で押せるぜ」ぐらい。
それでもドヤ顔だった。
他チームの速いひとがどんくらいか、知らなかったから。
*
今年は
フル経験者4、ハーフ経験者1、10k経験者2
と、大幅レベルアップ。
おれも「5kならラクショーでキロ4でいけるぜ」ぐらいにはなった。
死ぬほど速いひとはいくらでもいるってわかったので
とてもドヤ顔になんてなれないが、
まあまあ戦力にはなるんじゃないか、ぐらいにはなった。
ラクショー=「レースというテンションの高ぶり」「ギャラリーがいる」「コースの一部が競技場のトラック」を加味して
ということで、そうとう上位にいけるんじゃないかと踏んでる。
*
そうとう上位ったって
「300チーム中フタケタ行けたらいいね」
ぐらいなんだが、そりゃあ
チームヘッポコ(仮)にしちゃあ、そうとうな上位。まぎれもなく。
ダ・ヨ・ネー。
*
という、前置き。
*
くり返すが、年に一度のリレーマラソン。
ヒッジョーに楽しみだ。
七夕よりひと足はやく
織ボッチ姫さまと彦ボッチ星さまが出会う場、として。
速いとか遅いとか、関係ねえ。
チームプレーっていいね、なんである。
タスキって重い、んである。
*
当日はレースだ
ってのに、朝集合するとメンバーの半分が
「きのう飲みすぎちゃって、まだ酒残ってるッス」
「仕事場から徹夜で直行ッス」
などと、たわけたことをぬかす。
*
スタートして2、3時間たつと、疲れが出てくる。
「まだ半分いってねえのかよ」
「うへえ、この2倍か。。。」
って、テンションはがた落ち、する。
*
なんだが、
ラスト1時間を切ると目の色が変わってきて
(酒もようやく抜けてきて)
みんな見たことないようなガチ顔で疾駆する。
「あのあいつがあんなガチなら」って
タスキを継ぐ者も、ガチになる。
脚が痙攣しちゃってつらそうなのに
なんとか歩いて次走者にリレーする。
そんな姿を見るだけでもう、感動しちゃうんである。
「これがタスキをつなぐってことか!」
ってしみじみしちゃうんである。
*
確かに。
フルマラソンを完走すると、感動する。
でもその、「みんなでつないで走りきった」
って感動は、フルマラソンとはひと味違う。
走ったことないひとに
「走ってみ。わかるから」ってフルマラソンをオススメするのは
いろいろハードルが、高い。
ケド、リレーマラソンや駅伝なら
オススメもしやすい。じゃんと。
*
今年のメンバーには、新加入が2人いる。
かれらがそういうタスキつなぐ系のレースの経験者かどうかは、知らない。
それだけに「走ってみ。わかるから」
を共有できるとおもうだけで、いまからワクつきが止まらねえ。
終了後はたぶんまた、
浮かれすぎて酒場でどんちゃん騒ぎ、しちゃうんだろう。
ヒッジョーに楽しみ、なんである。
*
あ、もしコレに出場するひとがいたら
会場で気軽に声かけてくださいねっ。
って、お会いしたことねえし、顔わかんねえな。。。