長い距離を、ゆっくり、走る。
「じゃあ、どんくらいのゆっくり?」
の、おれの考えをまとめる。
*
あのう、能書きいいすか。
「言葉を削るこころみ」をやってみる。
とりあえず一週間。
というか、7エントリー。
ギュッと凝縮してみる。
書く時間がもったない。
ではない。あくまで試み。
じぶんが
「やっぱコレ、じぶんがつまんない」
とおもったらすぐ、
従来の中身が薄いダラダラに戻す。
いや、ホントは
せっかくこのくそブログを見に来てくれたのに
「スクロール、長え」ってやめちゃう
ひとを「待て待て待て」って
媚を売ってみたい。
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という能書きがすでに、長え。
もどーす。
とりあえず、クールに。淡泊に。
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LSDについては言うべきことがいっぱいある気がするんで
ヨッキューが不満したら、あらためてやる。
でも、ココは淡泊に。
うるせー。
いいから、はじめやがれ。
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LSD。
おれがいま立って拠ってる
「ランニングフォーミュラ」にも
LSDについては載ってない。たぶん。
いちばん遅いペースのEペース(Easy)でも
フルマラソンのPB換算でさえ
キロ5分05~23とある。
それ、けっこう速くね。
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考えかたはしいていえば、eA式に近い。
要するに「脚力によらず、一定ペース」。
金哲彦さんとか小出監督とか
LSDって「ゆーっくり走る」ってって
キロ5分前半とか、いう。
それ、けっこう速くね。
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LSDってのは
「極限までゆっくり走る、ある意味
速い30kmペース走よかつらくてやなトレーニング」
と解釈してる。
つなぎジョグとかそういうもんとは
一線を画する。
太極拳みたいに
あえてゆーっくりおこなうことで
スピードでごまかせるちゃんとした動きを、する。
しかも長い時間な。
という。

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具体的にいうと、
最速でもキロ7分、とか。
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あ、なんだかんだ長えな。
努める。コンパクツ。
早々に、締めにかかる。
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おれが考える、LSDの効果。
時間軸という考えかた。
たとえば「フルマラソンを3時間で走りたい」としたら、
「42.195kmを3時間で走りきれるだけの
スピードとスタミナを養成する」
というアプローチがある。
いっぽう
「カラダを3時間の運動にさらす」
というアプローチがある。
LSDがこっち。
いくら30kmをサブスリーペースの
キロ4分15で走れたとしても
カラダに「3時間運動する」
という回路がなければ、3時間で走れないでしょ。
という。
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あえて3時間、180分ゆっくり走るということ。
ショージキ、ペースはゆるい。
走りだして、しばらくはラクショー。
でも時間耐性がないと、120分超えると
ものすごくキツくなってくる。
いやこれマジで。
なので、
120分は超えて、150分はやらないと
「フルマラソン向けのLSD」
の意味は、ない。
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120分以降の60分、
フォームもピッチもくずさず
ペースを上げず(←ココ、チョー重要)
180分やりきれるかが、トレーニングのキモ。
というのが、おれの解釈。
前にもどっかでいったが
レンジ、範囲ってもんがあって、
速く走れる、という幅を広げるには同時に
遅く走れる幅も広げるひつようがある。
んではないか、と。
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LSD不要論、なんてのもあるが
そんなわけだからおれは
LSDってのはフルマラソンに欠かせないトレーニングとおもう。
やる前とかホント、
つらくなるのが目に見えてて
やでやでしようがない、んだけどなっ。
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うおおっ。
いろいろ言い足りねえ。
たとえば、
ふつうのゆっくりジョグとつなぎのジョグと疲労抜きジョグと、
ゆっくりなロング走と、インターバルのつなぎのジョグと
の違いは?
とか。