キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

LSDってなんじゃらほい? を媚売ってみるバージョンで

LSD。ロング・スロー・ディスタンス。
長い距離を、ゆっくり、走る。

「じゃあ、どんくらいのゆっくり?」
の、おれの考えをまとめる。


あのう、能書きいいすか。

「言葉を削るこころみ」をやってみる。
とりあえず一週間。
というか、7エントリー。

ギュッと凝縮してみる。
書く時間がもったない。

ではない。あくまで試み。
じぶんが
「やっぱコレ、じぶんがつまんない」
とおもったらすぐ、
従来の中身が薄いダラダラに戻す。

いや、ホントは
せっかくこのくそブログを見に来てくれたのに
「スクロール、長え」ってやめちゃう
ひとを「待て待て待て」って
媚を売ってみたい。



という能書きがすでに、長え。
もどーす。
とりあえず、クールに。淡泊に。



LSDについては言うべきことがいっぱいある気がするんで
ヨッキューが不満したら、あらためてやる。

でも、ココは淡泊に。

うるせー。
いいから、はじめやがれ。



LSD。
おれがいま立って拠ってる
「ランニングフォーミュラ」にも
LSDについては載ってない。たぶん。

いちばん遅いペースのEペース(Easy)でも
フルマラソンのPB換算でさえ
キロ5分05~23とある。

それ、けっこう速くね。



考えかたはしいていえば、eA式に近い。

要するに「脚力によらず、一定ペース」。

金哲彦さんとか小出監督とか
LSDって「ゆーっくり走る」ってって
キロ5分前半とか、いう。

それ、けっこう速くね。



LSDってのは
「極限までゆっくり走る、ある意味
速い30kmペース走よかつらくてやなトレーニング」
と解釈してる。

つなぎジョグとかそういうもんとは
一線を画する。

太極拳みたいに
あえてゆーっくりおこなうことで
スピードでごまかせるちゃんとした動きを、する。
しかも長い時間な。

という。
tai



具体的にいうと、
最速でもキロ7分、とか。



あ、なんだかんだ長えな。
努める。コンパクツ。
早々に、締めにかかる。



おれが考える、LSDの効果。
時間軸という考えかた。

たとえば「フルマラソンを3時間で走りたい」としたら、
「42.195kmを3時間で走りきれるだけの
スピードとスタミナを養成する」
というアプローチがある。

いっぽう
「カラダを3時間の運動にさらす」
というアプローチがある。
LSDがこっち。

いくら30kmをサブスリーペースの
キロ4分15で走れたとしても
カラダに「3時間運動する」
という回路がなければ、3時間で走れないでしょ。
という。



あえて3時間、180分ゆっくり走るということ。

ショージキ、ペースはゆるい。
走りだして、しばらくはラクショー。

でも時間耐性がないと、120分超えると
ものすごくキツくなってくる。
いやこれマジで。

なので、
120分は超えて、150分はやらないと
「フルマラソン向けのLSD」
の意味は、ない。



120分以降の60分、
フォームもピッチもくずさず
ペースを上げず(←ココ、チョー重要)
180分やりきれるかが、トレーニングのキモ。

というのが、おれの解釈。

前にもどっかでいったが
レンジ、範囲ってもんがあって、
速く走れる、という幅を広げるには同時に
遅く走れる幅も広げるひつようがある。
んではないか、と。



LSD不要論、なんてのもあるが
そんなわけだからおれは
LSDってのはフルマラソンに欠かせないトレーニングとおもう。

やる前とかホント、
つらくなるのが目に見えてて
やでやでしようがない、んだけどなっ。



うおおっ。
いろいろ言い足りねえ。

たとえば、
ふつうのゆっくりジョグとつなぎのジョグと疲労抜きジョグと、
ゆっくりなロング走と、インターバルのつなぎのジョグと
の違いは?
とか。