キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

給水所にアイスクリーム置けばいいのに。あ、でも溶けちゃうか。あ、でもシャーベットあるじゃん

4月下旬から夏ごろまで断続的に
アイスクリームメーカーを取材してる。

で、マラソンの給水所にも
アイスクリーム置けばいいのになとおもった。
板橋cityマラソンでは
「シャーベットステーション」なんてのがあるし。

で、軽く検索したら、すでにやってるとこあんのね。。。
まあいい。かまわず進める。
負けない。


アイスクリームってのは
広い意味では
いわゆるソフトクリームも
いわゆるアイスクリームも
いわゆるシャーベットも含む。

厚生省では
「アイスクリーム類乳製品」
という分類をしてる。
さらに乳固形分の含有率によって
15.0%以上=アイスクリーム
10.0%以上=アイスミルク
3.0%以上=ラクトアイス
っていうそうな。

「ラクトアイス」。パッケージのウラに
書いてあるのを見たことあるケド、そういうこと。



「じゃあガリガリくんはどうすんのよ?」
というと、分類上「氷菓」となるらしい。

ぜんぶひっくるめて「アイスクリーム」。



とかってのを取材がはじまる前の4月ごろ
クライアントから教えてもらった。



さいきんの高齢化社会。
少し前から介護食や看護食として
アイスクリームが重宝されてるらしい。

「栄養価が高い」
「溶けるからノドにつまる心配がない」
「おいしい」

からなんだそうだ。



「おいしい」ってなんだろうとおもったら。

口から栄養を摂取するのが困難な
お年寄りや病気のひとにとって
口からモノを食えるってのは、すごくうれしいことらしい。
カラダだけじゃなく、メンタルにもすごく寄与するらしい。

平たく言うと「気持ちがアガる」。



じゃあ、マラソンの給水所にも置きゃいいのに。
栄養価が高くて、おいしいんだから
そのうえ気持ちもアガるんだから、うってつけじゃん。

とおもった。最初に戻る。
実際、板橋cityマラソンには
「シャーベットステーション」てのがある。
検索したら、
ソフトクリームとか出してるとこもすでにあるらしい。



おれは板橋で
シャーベットステーションに寄ったことがない。
腹が弱くて不安だからだ。
なんで毎年、走り終わってから
赤羽のコンビニの前で、シャーベットをドカ食いする。

というわけでホントにわからないんだが
テーブルに出すまでの保冷とか、どうしてんだろう?



アイスクリーム業界にとって
宿命とも言える課題は、商品の維持。
当然、溶けたら価値がなくなるので
保管も運搬も、バッチリヒエヒエじゃなきゃならない。

在庫はそこらへんの倉庫に突っ込んどけ
というわけにもいかない。
キンキンに冷えた倉庫がひつようだ。
おまっとさんでした。言いたかっただけ。

要するに、コストがすげえかかる。



マジメなハナシをするつもりは、ない。
とりとめのないハナシをするつもりは、マンマンだ。



そもそも、アイスクリームが大すきだ。

ふだんそんなに食ってんのと言われれば
まあそれほどでもないんだがとりあえず
今回の仕事をするってなったとき、ウヒョーとなった。

取材のアポがとれると
事前にそのメーカーのアイスを買って食う。
けして仕事熱心だからではない。
合法的に(?)アイスが食えるうえ
あたかも仕事に熱心であるかのようにも、見える。



メーカー取材は、すきだ。
営業でも研究開発でもキホン
自社製品に尽きせぬ愛があり
それがこぼれ落ちてくる。

「ココのこの部分にこだわってるんです」
なんて試行錯誤バナシなど、クソおもしろい。
商品企画って愛だぜ、とおもう。
技術開発って愛だぜ、とおもう。
マーケティングって愛だぜ、とおもう。
セールスって愛だぜ、とおもう。

アイスを愛ス。だぜっ。



自社製品に対する愛のあふれ度と
それがこっちにビンビン伝わるぜ度は
キレイに正比例する。
ハナシを聴きながら
「うわあ、食いってええ」ってなる。

おれもアイスを愛スだぜっ。
ってなる。



そんなわけできょう
昼、取材がはじまる前に1ケ。
取材が終わった直後に1ケ。
帰り道、仕事場の最寄り駅で1ケ。

合計3ケ、同銘柄の愛スを食ったんでしたとさ。
チョコ、マンゴー、チョコの3連続バックスクリーン弾。

さすがにちょっと食いすぎたかも。