キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

「攻撃的な守備」ってディフェンスがただの防御じゃなくなる

守備から攻撃のリズムをつくる。
みたいなハナシ。


今週はじめに発表された
テニスの世界ランキングで
にしこりが9位になった。

これがどんなにすごいことかは、ここでは措くとして。
日本の男子がトップ10になるということ(2014/05/10)



にしこりっていうと、とかく
「エアK」がフィーチャーされる。

エアKってのは
チャンスボールをジャンプして叩くという
きわめて攻撃性の高いショット。



にしこりの代名詞的な必殺技。

スペシウム光線、みたいなもの。
ライダーキーック、みたいなもの。
旅人センセイのキラーパス、みたいなもの。
モリスエ、みたいなもの。

あるいは
「持ち帰って検討し、かならず明日アサイチでご連絡します」
「あっ、終電がなくなっちゃーう」
おれさまちゃんの「このことはまたいずれどこかで」

みたいなもの。。。



でも、
あくまでドシロートの見方として。

別ににしこりはエアKをガンガンくり出して勝ちまくってるわけではない。
実際、1試合に1、2度しか使ってないし。

要するに、
勝ちまくり、ランキングを上げてきたのは
圧倒的な守備力あってこそ。



とくに、何年か前からテニスという競技じたいがじゃっかん変わった。
その要因としてデカいのはたぶん
ボールが飛ばなくなったこと。

ボールのスピードが落ちたため、
ラリーが長くつづくようになり、
1試合にサービスエースを何十本もとる
ビッグサーバーが勝ち上がるということも
以前より少なくなった。気がする。

これはまあ、尊敬してるツンデレ先輩の受け売り、なんだケドな。
(ツンデレ先輩) 今のボールなら、全盛期のレンドルが今復活したらいい線行くと思うね。ツンデレ的には。
2011年11月6日 1:15

(おれ) ボールってどう変わったんですか? ツンデレ的には。
2011年11月6日 1:17

(ツンデレ先輩) 飛ばなくなってるんじゃないかな、多分。ストロークのエースが減ってるし。昔はあんなにラリーが続かなかったと思う。コートはそれなりに速そうだよね。大正セントラルくらいには(笑)。
2011年11月6日 1:32

ツンデレ先輩誕生前夜(2013/05/10)
ツンデレ先輩誕生の瞬間(2013/05/10)


で、守備力っても
ただ走りまくって拾いまくって
耐え忍びまくるって、わけじゃない。

「攻撃的な守備」
「攻撃につなげる防御」
「攻撃の起点としてのディフェンス」

みたいなもの。
いかに攻めた守りができるか
がポイントだとおもうんである。



ハナシ、
まだとっ散らかってないよな。



攻撃的な守備。

テニスなら
いちいち強く深いボールを返すとか
いきなりダウンザラインを狙うとか
ドロップショットしてみるとか
エグいクロスにさらにエグいクロスをかぶせる、とか。



野球で
「守備から攻撃のリズムをつくる」
というチームづくりしてるとこがある。
ジャスト・コレ・ズバリ。

テンポのいい投球とか
リズミカルな内野陣とか
全力疾走の攻守交代、とか。

8回ウラ同点、一死2、3塁のピンチをしのいで
「うおおお、今度はこっちの番だぜえ!」
みたいな感じ。

アメフトの
ディフェンスラインの強固さ
みたいなものもソレっぽい。

ラインの堅さが
「QBサック、うおおお!」とか。
「50ヤードのタッチダウンパスをインターセプトして、うおおお!」とか。
を呼ぶ。そんな感じ。



攻撃的な守備。

マラソンでいえば、
「30kmまでの走り」
がそれに当てはまる。

んじゃなかろうか。



などと。

最近もう、こうしてなにかとジョグのハナシをからませたがる。
すっかりヘンな宗教にはまっちゃったひとみたいだが、後戻りはしねえ。
出す。



おれは特に後半にペースを上げて
気持ちもガンガン盛り上げていきたいタイプなので、

30kmまで、きわめてディフェンシヴだ。

ん? ちょっとこじつけっぽい?
まあいい。つづける。

残り12.195kmで盛大なごぼう抜き祭りを挙行するために
いかに脚を使わず30kmまで到達できるか
を考えている。

ただきょくたんなハナシ、
いくら脚を使わないったって
30kmまで2日かかったら
たとえ残りを50分でいっても記録が「2日と50分」になっちゃう。



まわりくどい。

マラソンにおける攻撃的な守備というのは
「脚を使わない、最速のペース」
じゃないか、と。



「攻撃的な守備ペース」でいければ
余力を残したまま、テンションが上がる。
というか、「こんなに速くいったのに余力がチョー残ってるぜ、うおおお!」
って、テンションが上がる。

ごぼう抜き祭りが盛大に繰り広げられれば
さらにテンションが上がる。
想定以上の爆発的な攻撃力を発揮できる。
かもしれない。

ディフェンスが、ただの防御ではなくなる。



というわけで
「30kmまでの底上げ」という夏秋シーズンの課題を
クドクド言い換えただけ、なんだケド。

どうしてもテニスにからめたかったり
表題みたいなことを言いたかったり
したらしい。

どうやら。



ちなみに、テニス。

最近「ジャックナイフ」ってショットが
あることを知った。

○エアKをバックハンドでおこなう。
○やり出したのは、マルセロ・リオス。
○マルセロ・リオスって、アムロちゃんのむかしのダンナに似てる、アノひとね。

らしいんだが、調べたところ
「フォアでもジャックナイフっていう」
だとか諸説あり、よくわからん。
とりあえずカッコイイ名前だということは、わかった。

まあ、調べたっても
ちらちらっとネット検索しただけ
なんだケド。