キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

勝てる勝負だけをする

“私なんて”とおもってるひとがつくった商品なんか、誰も買わないよ!
仕事の資料として
まったくノリ気じゃなく読んでた本に
こんなようなことが書いてあって。

「確かに、過剰な自信と過剰なハッタリってすげえ重要だよな!」
と明らかな誤読をしてるわけだが。


「勝てる勝負だけをしろ」
というオトナの小ざかしい発想がある。

この小ざかしさが、大すきだ。

いいオジサンなもんだから、
「勝ったり負けたりしながら学ぶ」
ような、根性の弾力性はない。
もし負けちったら、二度と立ち上がれないかもしれない。

だからおれはもう
二六時中だか四六時中だか
「どうやったら勝てるか」
だけを考えて生きてる。

といっても、
それはけして、たぶん過言だ。

ニホンゴ、オッカシイデース。



勝てる勝負だけをする。
ためにはいくつか方法がある。



1つは、
負ける可能性が少しでもある勝負にはノらない

土俵にあがらなければ、
とりあえずぜったいに負けない。

たとえば、この辺境ブログだったら

○マラソン的に知名度があるひとに、アクセス数で挑んだり。
○マラソンのコーチとかに、情報の正確さ、先進さで挑んだり。
○2時間台のガチなひとに「てめえ、勝負しろ!」と乗り込んだり。
○マッチョなひとに「表に出ろ、素手で来い!」と息巻いたり。

なんてことは、けしてしない。



次に
勝てる勝負を選ぶ、探す

これは2つあって、1つは相手を選ぶ。
もう1つは勝てるポイントを探す。

たとえば、この辺境ブログ。
相手選びだったら、

○上司権限をフル活用して、パワハラで封じ込められる新人OLちゃんに戦いを挑む。
○「タイムの向上」を目指してる、じぶんより持ちタイムの遅いひとに「タイム的な」戦いを挑む。
○じぶんよりもてないひとにモテモテ勝負を挑む。

あるいは「勝てる相手なんているのか? って困り果てる」
というテもある。



勝てるポイント探し、つまり局所戦なら

○更新頻度
○くだらなさ度
○長ったらし度
○ぐだぐだ度
○ボッチ度
○恥も外聞もない度
○仕事しろって度

こんな感じで、
もちまえの小ざかしさを
いよいよ発揮することもできる。



そして、も1つ。
何をもって「勝ち」とするか

じぶんで勝手に決めてしまう。
「アレではかなわないケド、ココならおれの勝ち」
としてしまう。

「局所戦とどこが違うの?」
というギモン。

わかってる。
書きながら、おれがいちばん抱いてる。
そんなこと、ナイショだ。



たとえば、この辺境ブログだったら

○ランキングではかなわないケド、中身はぜったいおれのほうが充実してる。
○ジョグのことは薄っぺらいケド、おれのほうがだんぜん、ひたすらくだらない。
○10分ぐらい遅かったケド、おれのほうが10分よけいにレースを楽しめた。
○お役立ち度はゆずるケド、じぶん大すき的にはゆずれん。

とか。
実際はどうだか、知らん。
おれがルールブックなんだから。



これってけっきょく
「勝負に勝って、試合に負ける」
なんだケド。

いいの。
こっちは外野フライを気持~ちよく27本打ち上げといて
内野安打、盗塁、フィルダースチョイス、スクイズ
0-1で試合終了。

みたいな爽快感。



おっと。

で、マラソンでも仕事でもチャンネーでも
何でもいいんだケド
「じぶんの拠りどころをつくっとくと、たとえ
取るに足らないことでも、がぜん強いよね」
みたいなことにつなげようとしたんだが
どうでもよくなっちゃった。



あ。

上の「たとえば」はあくまで例で
ブログ書くとき、そんなことばっか考えてるわけじゃない。
モノノタトエ。

いちいちそんなこと考えてたら
いちばん楽しまなければいけないはずの
このおれさまちゃんが、おもしろくない。

たとえ試合に勝ったとしても、
対おれの勝負に負けちゃ
しようがないじゃ、あーりませんか。と。

論理破綻してきたが、なんか
ソレっぽくまとまっちゃったぞ。



ひとつ追加しとくと、この辺境ブログ。
くだらなさについては、わりといいセンいってる。
と独りよがってる。

人身御供的なお役に立ちたい度も
わりとあると独りよがってんだが
イマイチ伴ってないし、マジメっぽくてくやしいし、ネタ的に広がらなさそうだし
で、措く。

デ・ヒトリヨガッテル。



くだらなさ勝負。

ランキングサイトに登録してから
ひとのブログをいっぱい見るようになった。

じぶんのブログがランキング何位かは、
たまにしか見てない。わりとどーでもいい。
ランキングで勝負できないことは、わかってる。
もとから勝負する気も、ない。

その代わり、くだらなさはゆずれんのだ。
ゴリ、なていで。



ただあくまで、
チョーひいき目にみてだが2つだけ
おれのなんかより圧倒的にくだらないブログが、ある。

アズ・スーン・アズ更新されたと気づくやいなや
くやしさを抱えつつ、ソッコーで見に行く。

そしてきょうも腹をかかえて、くやし笑う。



いいオジサンなもんだから、
「勝ったり負けたりしながら学ぶ」
ような根性の弾力性はもはや、ない。

「負け=完全終了」。

常勝を義務づけられている。
といっても、
それはけして、過言ではない。

おれのなんかより圧倒的にくだらないブログ。

「もう、勝負とかじゃないでしょ」
このエントリーのここまで言ってきたことを
すべてくつがえして、退散だ。逃っげろー。
なんとしても、負けるなー。