キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

塩小さじ1杯―2014板橋cityマラソン

2014板橋cityマラソン回顧の2回目。

1)レース経過&行動記録
33kmで飛ばしすぎちった(レース経過)―2014板橋cityマラソン(2014/03/23)
2)今回こころみたこと→今エントリー
3)かすみがうらに向けてなど
おんなじこと何度でも言うぞ―2014板橋cityマラソン (2014/03/25)

前エントリーは意図的に客観的事実の記録に徹した。
いや、なるべく徹しようとした。

とにかく、そういうわけで、
今エントリーと次エントリーは
主観&おもい入れたっぷりで語る。
今回以降が、おれが言いたかったこと。

とりあえず再度、記録証をジャーン(↓)。
====
20140323板橋
3時間17分09秒(ネット)。



まず最初に。
板橋に臨むバックグラウンド
○かすみがうらに向けた練習の一環。
「いちおうカーボローディングをする」「直前2日は練習量を落とす」以外の対策はしない。
○なので、一週間前もプランどおり、30km弱の起伏をガッコンガッコン。
○ただ、ある決意を持って臨む。それがなにかは、ナイショだ。
少なくとも「完走したらチャンネーにプロポーズ」のたぐいではない。

板橋で掲げた課題
○とはいえ、本番レースとおなじくガチで走る。
「練習の一環だから」という逃げ口上はけしてしない。
ポイント練習としてかなり重要な位置付けなので、ガチで臨まにゃ意味ないじゃんかと。
○トイレになるべく行かない。



いや、
「そんななかでPB出したおれってすごくね」
と言いたいのでは、ない。けして。
確かにそんななかで、
しかも高温オニ風という悪条件での
PBは、すげえ自信になった。

ケドそんなの、
おのれの内輪バナシに過ぎない。

その自信と
モチベーションの高まりとやらを、
今後のトレーニングやかすみがうらに活かしやがれ、
の範ちゅうを出るもんではない。



前フリが長え。
こころみは2つある。

ヒントは、当日の持ちもののなかに。
ソルト

あ、プレモルはゴール後に
いち早く飲むためなので、除外。



ひとつは、写真左上の白い粉。
「これを摂取すりゃ、いくら疲れてても眠くてもカラダはパッキリ!  ただ、やめられなくなるばかりか法にバッチリ触れてるし、廃人路線まっしぐらだがな!」
のたぐいでは、ない。

塩小さじ1杯分、5gだ。



前エントリーの行動記録からすると

8時に会場入り。

ソッコーで着替え、


(!)ここで塩小さじ1杯丸呑み

ソッコーで荷物を預け、

トイレ(小)を済ませて、

スタート15分前にスタートラインへ。

という導線ね。



以下、
どこかで聞きかじったことで
医学的コンキョは、知らねえ。
細かいところもテキトー。

願かけ、おまじないのたぐい。
と解釈してる。

とりあえず、
リクツはこんなようなこと(↓)だが
高血圧のひととか、リスクがあるので
くれぐれもご注意を。

体内の水分は
塩分とのバランスで成り立ってる。
塩分が多ければ水分を欲し、
水分が多ければ塩分を欲す。
あるいはよぶんな水分を排出する。

1日にひつような塩分は5g。
小さじ1杯すりきり、ぐらい。

なので、5gの塩を
スタートするちょっと前に摂っとく。
そうすれば、
排出されたかもしれない水分が
排出されないですむ。


けっかとりあえず、
レース中に一度もトイレに寄らなかった。
そんなの、初マラソン以来だとおもう。



もちろん。

○朝起きて家を出るまで、おもいつくかぎりトイレに行く。
○家を出てからスタートまで、乗換駅など目につくかぎりトイレに行く。
○3日前から水分摂取を控えめにした。たとえばコーヒーを飲まないナド。

といったことはしたうえで。
こんなこともした。

○「トイレに行きたくなるのは、緊張によるミスリーディングだ」
とおのれに言い聞かせる。
○トイレを思い出さない。

ホント、まじないの領域。
もう実際、なにがビンゴしたのかわからん。
でもうまくいっちゃったので次もやる。



もう1点は写真全体。
給水のこと。

もっかい。当日の持ちもの。
ソルト

プレモルともひとつ、中央上「リフレッシュチャージ」ゼリーも
走ったあとの摂取用。持って走ってはいない。

にしたって多すぎだろ。と。
アメ、そんなになめるか? と。



なんでかというと
給水所に寄りたくなかったから。
なるべく。



給水ってムズカシイ。

何度かハーフとかフルに出て
減速せずに取るすべはマスターした。
「親指、ひとさし指、中指の3本で
紙コップのヘリを上からつまむ」とか。

でも、
おれだけが走ってるわけじゃない。
給水所付近はひとが群がる。

いきなりスローダウンするひとも
止まってるひともいる。
じぶんが取るつもりがなくても
コースの真ん中を走ってたひとが
急カーブして取りにくることもある。



なので、
給水所に合わせて手持ちのものを
摂るようにした。

ほかのランナーと接触しないよう
コースの給水所とは反対側、を走るようにした。

これならペースを乱すことも乱されることも、ない。
補給するごとに軽くなってゆくので、精神的にも、いい。

こころみは奏功した。
かに見えた。



だがしかーし。
当日は陽射しも風も強かった。

追い風の前半は陽射しを前から浴びてガンガン汗をかき、
向かい風の後半はガンガン体力をうばわれた。

ゴール後、あきらかに脱水症状で
数時間、めまいと吐き気がつづいた。

スタート後、陽射しと風で
「30kmまでに手持ちを消費して
その後は給水所のを摂ろう」
と路線変更したものの、
なお足りなかったようだ。

やっぱり、あくまで
オフィシャルな給水所が主で
手持ちは従、あるいはいざというときのための精神安定
なべきだ、と痛感した。

身をもって。



逆にチェンジ・オブ・ペースという意味では、
パッと入れそうだったら35kmすぎに戦略的トイレ
したほうがよかったかな。

ぐらいにおもう。
なんちって。



レース中にぶっ倒れたり
痙攣にくるしんだりしなかったのは
よかったっちゃよかったケド

もし仲間と連れ立ってて
「ゴール後、一杯飲ろう!」
なんてことだったらとおもうと、ある意味ゾッとする。

なんちって。



そんなこんなで、
100の成功がないように
100の失敗もない。

そこらへんの試行錯誤も
マラソンのおもしろさに含まてる
んじゃないかと考えるんだケドね。



エラッソーに。
キレイにまとめようとしてんじゃねーぞ。

あと、もいちど言うが、
塩のくだり、くれぐれもご注意、だ。

というわけで板橋の回顧、
もう1回だけつづくっ。
おんなじこと何度でも言うぞ―2014板橋cityマラソン (2014/03/25)

次回は、板橋cityマラソン全般についておもったことと、
今春の本番レース、かすみがうらマラソンに向けての、鼻息の荒さをば。