キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

どこまで分けるか分けないか(後編)

どこまで分けるか分けないか(前編)(2014/01/24)
のつづき。

その、おもしろくもなんっともねえブログの管理人。
さいきん、新たにブログを立ち上げてグルメネタを独立させた。

書く習慣がある程度できて、
エントリー(コンテンツ)がたまると、
カテゴリー分けをしたくなるもの。

で、そんときにかならず付いてまわる課題が、表題。
どこまで分けるか、どこまで分けないか。




あのう。

ひととおり書いたものの、長いだけで
おもしろくねえ。ビタ一文。
なので、破棄したいくらいなんだが、とりあえず。
前のエントリーで(前編)って言っちゃった手前。



たとえば、ジョギングしてると。

ブログでもレースの結果や道具、
練習について考えたことやらのエントリーが多くなる。
それらを本体から切り離して、
新ブログを立ち上げようかなあとおもう。

とくに秋口とか春先、
大きな市民マラソンの時期になると、
いつもしゅんかんてきにアクセス数が暴騰する。

暴騰ったって、
平時5000兆が5京になる程度、なんだケド。



ジョギングのブログエントリーを見に来る人はたぶん、
ふだんのおれの下らないネタエントリーなんかには、
なんのキョーミない。

だから、
ジョグネタだけを切り離せば、
目指す記事にたどりつきやすいし
「ジョギングネタのアーカイブ」として、わかりやすい。

おれも、見に来る人も。
で、あろう。と。



たとえば、高校野球が大好きだ。

あ、そうそう、高校野球といえば
今度のセンバツ、池田高校が甲子園に帰ってくる。
22年、待ち続けた。

これ、いずれどっかであらためてエントリーする。



高校野球のブログエントリーがたまってくると、
それらを本体から切り離して、
新ブログを立ち上げようかなとおもう。

甲子園の時期になるといつも、
しゅんかんてきにアクセス数が暴騰する。

暴騰ったって、
平時5000兆が3京になる程度、なんだケド。



高校野球のブログエントリーを見に来るひとはたぶん、
おれがジョギングしてることには、
なんのキョーミもない。

なら、切り離したほうがわかりやすいのでは。

本を何冊か書ける
程度の知識と企画は持ってるつもり
なので、個人ブログとしてもっと
コアな展開をしてったらぜったい
おもしろいことになるゼ。
(ここの一節だけ、改行をカムトゥギャザー的にしてみたんだが、まったくの余談なので、措く。しかし、悪くないゾ。コレ)

みたいなスケベ心もそうとう、ある。



実際にこっそりやってみたこともある。
ちょっとだけ。
幾度となく。

でも、すぐやめた。
めんどくさくて。



めんどくさい、というのは、
複数の容れもの(ブログ)を同時進行させること。
めんどくさい、っていうと怠惰臭がただようので
正確にいうと、「管理しきれない」。

書きたいことがあって書くだけなのに、
分類の煩雑さが先立ってしまう。
というのが、バカバカしい。



情報を分類する
ってのはもともとキライではない。
春夏の甲子園の情報は、鬼のように分類してたりする。
ただそれはもともと
分類のめんどくささ
も込みで楽しんでるから。

種類が違う。



分類ったってただ分けるだけじゃない。
白と黒にパッキリ分けれればいいが、
現実に起きてることも、
おれの頭のなかで展開されるめくるめく妄想天国も、
そんなパッキリいくほうがレアだ。

「白っぽいグレー」がありゃ「黒っぽいグレー」もある。
「赤」や「白」や「黄色」や「青」もある。
「白っぽい赤」や、「青っぽい赤」や、
「ビミョーに何かがまざった、真っ赤じゃないがかぎりなく真っ赤に近い赤」もある。

「赤でもあり青でもある」というケースもある。
「色がない」というケースもある。

キリがない。
分類のための分類ですべてが終わりそうな気がする。

それじゃそれじゃ、ホンマツテントウ。
ありゃりゃ、ホンマツテントウ虫。
まさに。

なんでいきなり色にたとえたのかは、
知らん。。。



現時点でのケツロンは、

どんなこと言ったって、
言ってるのはおれひとりだよね。



具体的にいうと、きょくりょく分けない。

「どんな種類のエントリーか」よか
「おれというパッケージ」が
「いつどんなことをやったりかんがえたりしてるか」
のほうが重要。
という。



分けるとしてもせいぜい、
ライブドアブログのカテゴリー機能とタグ機能。
ぐらい。

このブログでいうと、
「ジョグ」という大カテゴリーがある。
ジョグにキョーミがあればそれをみればいい。

そのなかで、
「走りはじめて3年目ぐらいはどんな感じだったんだ?」
とおもえば、
2012年ぐらいの「ジョグ」カテゴリーをみればいいし、

「3時間半を目標にしてたころはどんな感じだったんだ?」
とおもえば、
「road to サブ3.5」って小カテゴリーをみればいい。

つくばマラソンのレース記録なら、
「つくばマラソン」ってタグをみればいい。



そんくらいで、十分。それ以上は分けない。
管理、的にはさいあく
容れものがひとつならなんとか整理が、つく。



いっぽうで。
オンラインとオフライン(公開するかしないか)
というもんだいがある。

ケツロンは上記したとおり、
どんなこと言ったって、
言ってるのはおれひとりだよね。


なんだケド、
ほんとうに書きたいことは、
とてもヒトサマに見せられなかったり、
あるいは見せてはいけなかったりする。
えてして。

おれみたいにこうやって、とくだん
使命感や向上心を持って生きてなくても、
生活してりゃ、強く感じることや、
考えを整理したいことって、ある。

書きグセがつくと、
それをまとめておきたく、なる。

そんなもんをヒトサマに
どストレートに晒せば、
おのれの青臭さが露呈しちゃう。

よしんば露呈しちゃっても、
青臭さなら「恥ずかしい」で済む。
人格を疑われちゃうレベルのやつは、別だ。
そういうのだって、バシバシある。



コレ。
けしておれの考え方が
エキセントリックなわけじゃなくて、
多かれ少なかれ誰でも持ち合わせてるもん、
と勝手におもってるんだが、どうだろう。

他人の心のなかなんて、
のぞいたことないから、知らんのだが。

ですよねっ。



ヒトサマに見せられなかったり、
見せてはいけなかったりする、
ほんとうに書きたいこと。

だからこそ、
青臭すぎてじぶんでじぶんが恥ずかしくなっちゃうくらいだったり、
ヒトサマから人格を疑われたりするくらいのところで
ちゃんとじぶんに対峙できなければ、やる意味がない。
あらゆる意味で、ほんとうにイタイ作業なんだケド。

ですよねっ。



で、
Evernoteにオフラインの場を設けて、
夜な夜な綴ることにした。
去年の7月から。
分けたくなかったんだけど、仕方なく。



ノートのタイトルは
「本日のおれさまちゃん」。
某大御所「今日のダーリン」のパクパク、もといアレンジ。

あくまで、アレンジ。



本日のおれさまちゃん。
この、カンタムロボ、ニッキーマウス
的なバッタモン臭、とても気に入ってる。

「おれ、センスあるな」
とつくづくおもう。バッタモンの分際で。



「本日のおれさまちゃん」は、
1日1題、展開される。
おしなべて、月に20題ぐらい。

1日2題になったり、
2日で1題になったりするのだが、
「ほぼ」なんて言葉を使ったら
なにかに抵触しちゃいそうなので、しない。

ルールは「1題750字。30字×25行で収める」だけ。



30字×25行、750字
というのはジツにビミョーなラインで、
ひとつのことを過不足なく言う最小単位がだいたい、そこらへん。

ちょっとふくらませれば
あっという間にはみ出るし、
考えが浅いと
ぜんぜん足りなくなるライン。

おれ測では。



くりかえす。
ルールは「1題750字。30字×25行で収める」だけ。
題材も文体も自由。

なんだけど、数を重ねるうち
場の空気が醸成されてくる。
ネタの傾向も展開も文体も、
なんとなく固まる。

よくいえば、テンプレ化。
悪くいっても、テンプレ化。。。



やがて、
そこから外れたネタを思いついても、
「おれさまちゃん」に入れることに
違和感を覚えるようになる。

量をおもいっきり増やしたほうがいいやつとか、
文体を変えたほうがいいでしょうってやつとか、
オンラインとオフラインのあいのこみたいの、とか。
出てくる。

じゃ、新しいノートを作ろうかなとおもう。

「あ、ブログとおんなじ展開じゃないか。
そうそう、分類や管理がめんどくさいんだっけ。
ありゃりゃ、ホンマツテントウ虫、だっけ」

ハタ、と気づく。
学習、シテマス。



ついでに、
書くツールとしていま使っているものを書き出してみる。
ツールってえとなんか、やらしいな。手持ちの武器。

【オンライン】
☆このブログ
☆ツイッター
・facebook、mixi
(ツイッターからの転送。レスがあったら書き込むが、こっちから発信することはない)
・ジョグノート
(ふだんのジョグの記録に特化。このブログもパソコン版だと見れる。左カラムの上から2番目。
赤いシャツ着た人のアイコンがカレンダーに乗っかってる。アレ)

【オフライン】
☆Evernoteのノート「本日のおれさまちゃん」
☆ツイッターの非公開アカウント(掃き溜め。思いついたことをなんでも、その場ですぐ出す)
・手書きのメモ帳 →アナログなやつinポケット(2013/03/21)

実際に機能してるのが☆印をつけたやつ。
あんがい多いな。



あんがい多いんだが。

これらをどう
分けるか分けないか考えてるうち、
キョーミぶかいことが起きた。

いつしか考えの源流が、
ツイッターの非公開アカウント
に集約されはじめた。のだ!



このブログで
ビックリクラメーションマークを遣うのは、
実は、けっこう珍しい。



源流を何でもアリにしたら、
けっか、そこに情報が集約され、
けっか、ネタのほうで勝手にしかるべき場所へ分岐(分類)してくようになった。

「こりゃヒトサマに見せびらかしたいから、オモテのツイッターで展開しよう」
「きょうはこのネタで『おれさまちゃん』を勝負しよう」
あるいは、
「酔っぱらってしたツイートは明日ぜったい後悔するから、源流でとどめておこう」
などと。

最初ははんぶんカッコつけて言った
どんなこと言ったって、
言ってるのはおれひとりだよね。
が、まさかの実現。
あまつさえ、チョー快適。

おれ、やるじゃん。
才気、ばしってんじゃん。
仮説王、じゃん。



などと、
こんなダラダラと、ご高説ぶる
ホドのことでは、ない。

おれがオンラインとオフラインで何を使ってるかなんか、
わざわざカイチンする必要性が、
まったく見当たらない。

まあいい。



往々にして
頭でわかってることと、
じっさい目の前で起きることは、一致しない。

ように、そう遠くない未来、
「なるべく分けないほうがいいに決まってる」
とわかってながら、
「分類したくてたまらねえ熱」に侵されたり、
「コレ、分けたほうがよくね?」の自問自答がはじまったり。

する。
ぜったい、する。



だから、どーした。

というわけで、
このブログエントリーを分類するとしたら、
「シリメツすぎて着地点を見失う」
もしくは「ザ・冗長」
だな。

マチガイなく。



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