キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

本来的にアリ―狛江多摩川ロードレース

1/12に地元のランイベントに参加してきた。
5kmと10kmがあったが、5kmに参加。

「10kmは5kmのコースを2周」
がイヤだったので。
トラックならともかく、
おんなじところを2回まわるなんて、うんざりするじゃない。

そんなわけでどんなわけかもわからないまま、
とりあえず、ジャーン(↓)。

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IMG_1283
19分50秒。



記録証(完走証)は朝、受付のときに渡される。
「まだ完走してないのに?」なんて、言わな~い。

サイズはB6ぐらい。
順位とタイムはじぶんで書き込む式。
「それって意味あんの?」なんて、言わな~い。

記録はレースが終わってしばらくしてから、
スタートゴール地点に隣接した
公園の木に貼り出される。

こんな感じで(↓)。
IMG_1278

計測チップなんてもちろんない。
タイムなんてもちろんグロスのみ。

ゼッケンは布製。レース後に返却するとはじめて
参加賞の「350mlミネラルウォーター」がもらえるシステム。

申込。
ウェブなどというものはない。
おれん家からすりゃ狛江市の逆の端っこにある市民体育館。
その特設スペースに
印鑑と500円のエントリー費を持参する。

受付はたぶん、シルバー人材の方々だし、
当日の運営もたぶん、シルバー人材の方々だ。

という、
なにからなにまでアナログで、
なにからなにまでコンパクトなイベント。



ウェブエントリーで先着と抽選のどっちがどうだとか、
計測チップを事前送付で受付不要だとか、
ネットタイムもわかるだとか、
ヘタするとラップもわかるだとか、
参加賞がオリジナルTシャツだとか、
記録速報がオンタイムで出るとか、
無縁。

いまや、マラソン大会で珍しくなくなったそーゆーの、
ぜんぶぜいたくだったんだよね。
サービス、だったんだよね。

あまつさえ、
スタートゴールが陸上競技場だとか、
スタート前はスポーツドリンク飲み放題とか、
ゴール後はスポドリが配られるとか、

ブルジョワすぎるんだよね。
考えてみりゃ。



というか、このイベントはアレ。
「狛江」って銘打ってるのに、
コースの大半は調布市、なんである。

土地勘がなくてもそれはすぐわかる。
「スタートしてしばらく走ると、舗装路になるから」



世界三大都市、TOKYOの精神的ど真ん中。
こと、狛江市。
まさに、首都のなかの首都。
センター・オブ・ユニバース。
シュト・オブ・シュトズ。

人口8万人弱という、自他ともに認める大都市。
超絶ビッグシティー。

半径2kmの円を描けば全域が収まるという
全国の市で2番目に面積が狭い、狛江。

警察署も消防署も調布から借りてる、狛江。
NTTもないので市外局番が03な、狛江。

多摩川のサイクリングコースはたぶん
中下流域で狛江だけ未舗装。

「舗装が途切れて狛江がはじまり、
狛江が終わると舗装が再開」
でおなじみの。

夏の花火大会もおこなわれなくなって、久しい。
そういう、スーパーリッチ自治体、狛江。

弱小に、見せてる。
わざとに、決まってる。
きっとなにかを試してるんだ。



妄想もたいがいに。



「狛江多摩川ロードレース」
に参加しておもった。

超アナログで超コンパクトなランイベント。
これって本来的にアリ、
ということ。

多摩川沿いだから、走るスペースは腐るほどあり、
走りたい人が、(気軽に)走る。
それだけのもよおし。

子どものころ地域でやってた
町内会対抗運動会、みたいな感じ。

実にシンプル、だ。



なんつうか
イマドキのマラソン大会、
イベント会社が有能なのかなんだか知らねえケド、
エントリー代高くなりすぎじゃね。

で、別に頼んじゃない
ごり押しのサービスらしきものが
勝手にいっぱいついてくる。

「そんな金を払ってまで、なんでわざわざ苦しみに行くのか?」
って、よくジョギングに何のキョーミもない人に言われるんだが、いちめん
ホント、そう。

たかがマラソン大会のエントリーに
ヘタすっと5ケタかかるとか、
ほとんど燃える商魂のいいカモ
としかいいようがない。

まあ、アイ・アム・グッドカモ。
なんだがな。。。



という意味では、
参加してほんとうによかった。



かたや、おれの走りっぷり。

そんなこんなで、19分50秒。
手元の時計で、19分44秒。ネットタイム的に。

どっちも大差ない。というか、どうでもいい。
去年の7月よか1分近くも遅い。
初5000―オトナのタイムトライアル1 (2013/07/22)



こりゃたんじゅんに、トレーニング不足。
「寒いのヤダ」にかまけて、ろくすっぽ走ってない。

いや、
「トレーニングが足りてりゃ、
ベストの走りをしてりゃ、
表彰台に乗れたのにい」
と言いたいのでは、ない。

真逆。

たまには、おのれを叱咤したいんである。
「このまま妥協し続けて、
どんどん齢とって、どんどん筋力おとろえて、
さらに遅くなっちゃうケド、それでいいわけ?」
と脅しをかけたいんである。
恫喝したいんである。

どうやら。



ハーフマラソンを皮切りに
来月から春のシーズンがはじまる。

というのに、
まったくモチベーションがあがってこない。
というのに、
おれはやればできる。とおもいこんでだけはいる。

まさに、ジョグのたこつぼ状態。

蛸壺や はかなき夢を 夏の月

芭蕉、ですな。
ははーん、真冬であまつさえモーレツな寒気が訪れてるのに「夏の月」ですか、ですな。

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