キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

来年の野望考

年末になると、「来年こそは」とおもう。
具体的な野望をいっぱい書き出して、燃えてみせたりする。

「4000km走る!」
「プライベートな書きものを365本する!」
「酒をもう少し控える」
などと。
(↑あくまでたとえ話、ですぞ!)




ただ、ちょっと待てよ、と。

こういうのは、現実的でなければ意味がない。
んじゃね。
ということに、気づいた。

40になりなんして、いまさら。
いや、40になりなんとするから、こそ。



「現実的」とは、実現可能性の大小ではなく、
「いまのじぶんと地続きかどうか」。

よしんば、
「来年は100万kmジョグする」でも、いい。
なんらか「走る」という素地があるなら。

対して、
実現が難しくもなんともない
「来年は10kmジョグする」
を立てるとする。

でも、立てた人がふだん無運動で、
へんに走ったらソッコーでヒザやっちゃうような恰幅の人
だったとしたら、それはただの夢だ。
野望でも目標でも、ない。

とりあえず、いまてめえが両手に握りしめてるスナック菓子をただちに捨てろや、だし、
今年残りあと1週間、散歩ぐらいはしろや、じゃん。

みたいなこと。



テスト前とかテスト期間中に
「今回は納得いかなかったけど、テストが終わったらベンキョーがんばろう」
と決心する。とする。

がんばろうって決心する。

それはそれでリッパではあるのだケド、
まず、やるべきことは
「今回のテストに全力を尽くす」ことなはず。

この事象では、それがただひとつの現実であり、
今回、全力を尽くしてはじめて
「今後もベンキョーがんばろう」
となるもんだろう。

いま直面してることをとりあえず流しといて、
「ベンキョーがんばろう」ったってそんなもん、
逃避とか妄想でしかない。



おれはたぶん、テストのたびにこの種の決心をしてたようにおもう。
そしてたぶん、アズ・スーン・アズ テストが終わるやいなや、
なんの決心をしたかすら、忘れてたようにおもう。。。

う~ん、テスト勉強のたとえ、要らなかった、かもな。



年末はなぜか気分がこうやって、リフレッシュする。
リフレッシュというか、リセット。

リセット機運。



きのう。
今年の仕事がおおかた終わった。
やれやれ、だ。

くそ忙しいと、脳みそが活性化されてるからか、
「仕事がひと段落ついたらアレやろう、コレやろう。来年はこんなことしてゼニ稼いでやろう」
みたいなモチベーション、アイデアがガンガン湧いてくる。

いま、ひと息ついてるのもいいケド、
つまみ食いでいいからそういう、
忙しかったときにしようと考えたあれこれに、
手を出してみる。

その、じっさいに手を出したことこそ、
現実的な「来年の野望」たりうる
んだろうな。

なあんてな。



などとうすぼんやり考えつつ、

気がチョー抜けて、
ダラダラしてるんである。。。


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