ほんっとうに、どうでもいいこと。
パソコン、というかIT機器をカラダから3m離したら、生活が一変するねってハナシ。
とてもエラソーに言えるほどのことではない、ハナシ。
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「そういえばダンナって、パソコン依存症だよね」
と家人が言った。
おととい夜のこと。
たまたまその日の昼間。
ジョギングしながら、
「パソコンとかスマホをあえて遠ざけてみるのも面白いかな」
とぼんやり考えていた。
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家人はぼんやりとだけどずっと、
おれは家にいるとき常に
パソコンかスマホしてるなあとおもってたらしい。
そういえば確かに
いつもパソコンしながら飯を食っている。
ダイニングのいつも座るところにはノートパソコンが置いてあって、
朝起きるや開いてニュースだのをチェックし、
夜帰るや開いていろいろ見たり書いたりしてる。
スポーツを観ながらつぶやいたりしてる。
もとい
酒を飲みながらスポーツを観つつ、つぶやいたりしてる。
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「だから、野球とか駅伝やってると
いかにも酔っぱらいじみたツイートが多い」
のである。どーりで。
いつもみっともないツイートばかりしてるに対する
一点の曇りもない言いわけ、
なのである。
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表題で症に( )をつけたのは、世間体。
医者に診断されたわけじゃないし、
世間にはなんとか症って病気で苦しんでる人もいるだろうから、と。
おれなりの精一杯のオトナの思慮、みたいな。
JUN SKY WALKER(S)、みたいな。。。
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きのうの昼間いちんち、
おととい夜の家人の言葉がいやに耳に残ってた。
「おなじころ、おなじことを考えてるなんて
ひょっとして小指と小指が赤い糸で結ばれてんじゃね」
とウッキウキなことを考えたりもした。
そんなもん、ウソに決まってんだろがっ!
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いやに耳に残ってたので、きのう、
アズ・スーン・アズ帰宅するやいなや、
ここ数年すっかりただの納戸化してる2Fの書斎の机を雑巾がけし、
そこにノートパソコンを置いた。
パソコンをカラダから3m遠ざけたおれ。
ダイニングで多少の手持ちぶさたは感じたが、
なきゃないで別にどうということも、ない。
テレビがつまらないから、
家人が読んだまま積んである本に手を伸ばしてみる。
ふだんまったく読まない新聞を手に取り、ページを繰ってみる。
なんかちょっとだけ
おりこうになったような気分になった。
ちょっとだけ。
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逆に。
パソコンから少し離れてもどうということもない、
ということを考えた。
じゃおれは、いままでなにやってたんだろう、と。
別に中毒だったわけでも依存していたわけでもないが、
よくみていたツイッターやフェイスブック。
なくても、まったく気にならない。
「つぶやきたいこと、残したいことがあれば、ポケットサイズのメモ帳に書きやがれ」
なていで。
ニュースをネット並みの速報で知ることできなくても、
いうほど困ることはない。
じっさいにきのうからきょう、
やなせたかしの訃報も、
10年ぶりとやらの大型台風の情報も、
たしかに大事なニュースだけど、
一刻をあらそうほどの必要性は感じなかった。
おれにとっては。
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といってもそれら、まったくやめようとはさらさらおもわないんだけどね。
ただ、別になくたっていいかな、とおもうだけ。
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げんにこのブログ、
ノートパソコンに向かって書いてるし。
という。