きのうの板橋cityマラソン。
ぶじ完走してきた。
個人的に今回、
いちばん印象的だったのがゴール地点。
ハッとさせられたできごとについて、書こうとおもう。
と、その前にジャーン(↓)。(04/04追記) ====
(画像をクリックすると拡大表示される)
中央のスカイブルーが、おれ。
グロスタイムで3時間29分27秒。
明日のリベンジ(2013/03/23)で言った
「失速せずに走り切る」は
まあ、果たせた。
だいぶ甘めな自己評価なんだが。
*
にせよ、今回は
自己ベストを更新したわけでも、
誰かとの勝負に勝ったわけでもない。
自分に課したノルマをクリアした、だけ。
なので、
ゴールの瞬間は、わりと冷静だった。
満足感というより、安心感。
「Yeah!」というより「やれやれ」。
*
ところがゴール地点。
まわりの人たちのテンションが、いやに高い。
「うおお、やったぜえええ!」と何度も拳を突き上げてる人がいれば、
ガールフレンドに飛びつき、抱きついてる人もいる。
独り静かに感極まっちゃってる人もいる。
マジで。
総じてお祭り騒ぎ、なんである。
*
グロスタイムで3時間29分27秒。
と、もう一度くりかえす。
ゴールしてしばらくして、
これが「サブ3.5達成」を意味することに気づいた。
しかもわりとギリギリ。
そりゃあ当然、
拳を突き上げもすりゃ、
チャンネーに抱きつきもする。
独り静かに感極まりもするもんだろう。
*
ちなみに。
ショミンランナー(?)にとってサブ3.5とは
どんくらいかというと。
サブ3は、上位数%の神レベル。
サブ4は「いっぱしですね」レベル。
として、
サブ3.5は、その中間。
「超絶すげえか」と言われれば、そうでもないけど、
「チョロいか」と言われれば、そうでもない。
ゼロスタートから数年、わりとまじめに走り込んで手が届くかどうか、というセン。
そりゃあ当然、拳を突き上げもすりゃ、チャンネーに抱きつきもする。独り静かに感極まりもするもんだろう。
そんな感じ。
*
おれもショミンランナー、ジャストこれズバリ。
なんだが、サブ3.5は今回で3レース連続なのでもはや、なんの感慨もない。
むしろ「なに、伸び悩んでんだよ!」ぐらい。
ただ。
なんである。
*
ただ。
まわりの人たちが歓喜する様子を見て、ハッとした。
忘れものに気づいたんである。
おれもこの人たちとおんなじように、
走る喜びを感じてたし、
目標を達成するうれしさを感じてた。(※)
*
去年の4月、
かすみがうらマラソンで初めて3時間30分を切ったとき、
そりゃもう、むちゃくちゃうれしかった。
フル初完走のときはタイムより完走自体がうれしかったし、
サブ4のときは23分あまりもクリアしたので、「もう少しでサブ3.5じゃん」のほうがまさっていた。
去年のかすみがうら。3時間29分48秒(ネット)。
ギリギリサブ3.5だったけど、
ギリギリだっただけに、喜びもひとしお。
競技場に入って達成を確信してからうれしくて
トラックの最後の直線を蛇行でキメた。ぐらい。
1秒でも速くゴールしたいとおもいつつ、
いつまでもゴールしたくないともおもう、
そんなホコタテ。
*
(※)部。
>おれも「かつては」この人たちとおんなじように、
>走る喜びを感じていたし、
>目標を達成するうれしさを感じていた。
と書こうとおもって、やめた。
感じられなくなったわけではなくて、
うっかりその感じを忘れてただけ。
だからおもい出しさえすりゃ、いいんである。
すげえいいモンを見してもらった。
*
なあんてな。
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