キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

シーアーテーイーリターンズ1

3日前の朝、走っていたらひさびさにシーアーテーイーになった。
シーアーテーイー=脚痛え。
腸脛靱帯炎(通称「ランナー膝」)のこと。

チョーケージンタイエン。旨い焼肉屋みたいだ。
っていうの、2回目だ。
というわけで、シーアーテーイーについて復習する。

しかも、もったいぶって3回に分けちゃう。

1)原因と対処法→このエントリー。
2)仕組みと症状。
3)いまおれが突き当たってること。

以下、科学的コンキョほぼゼロ。
一般的な市民ランナーであるおれ
の経験論でしかないので。

シーアーテーイーは病院に行くひつようない、とか。



シーアーテーイーの原因は、運動不足、筋力不足。
かつて、
ただの筋力不足じゃね(2011/04/16)
でも触れた。

ここでいう~不足を補足すると、
ひと言でいえば、勇み足。
「まだその強度に耐えられる段階ではないのに、
やる気が先走って挑んじゃった(そしてテーイーになった)」
という意味での運動不足、筋力不足。

なんだこの、足だらけ。
はいいとして、

ジョグで向上心を持てば誰でも一度、初期に通る道
だとおもう。



シーアーテーイーの対処法。
○筋力をつける
○ちゃんとウォーミングアップ&アフターケアする

スクワットしたりチャリを漕いだりしてモモの筋力をつけ、
寒い(暑い)からってサボりがちなアップやダウンをちゃんとする。
「ちゃんと」「筋力」ったって、ジム行ってすげえ負荷かけてフーフーやる、
まではいらない。自重で十分。

詳しいやり方は、それはそれで大事なんだが、
ランニングの関連本を見たり、
「スクワット ハム」とかで検索すれば、いいじゃない。

なんでいきなり「いいじゃない」などと
ツンデレ的なのかは、知らん。



逆効果なのは「痛いから運動を控える」こと。
痛みはなくなっても筋力が以前と変わらない(or弱ってる)んだから、
運動を再開させれば、痛みも再開しちゃう。はず。

病院に行くひつようはないと言ったのも、それゆえ。

あと、
ふだんのジョグでヒザにサポーターをつけるとかも、
おれはしない。
筋力不足っていう根本的なもんだいの解決にはならない
ゆえ。



おととしシーアーテーイーになったとき、
おれは「毎日走る」「痛くなるまで走る」で解決した。
「痛くなったらやめる」がミソ。

1キロ7分ペースで3kmからはじめて、
距離を伸ばしていく。

最初は2kmぐらいで痛みが出た。
痛くなったら走るのをやめて歩く。

3kmの次は5km。5kmの次は7km。
そのくり返しで徐々に、
ほんとうに徐々に徐々に距離を伸ばし、ペースを速めていった。



走ることがちょっと楽しくなってきたジョガーにとって
「痛くておもうように走れない」のがなによりも苦痛なもの。
しぜん、ムリはしない。
再発しないよう、慎重に慎重に前進する。

そのときは、
3週間~1ヶ月ぐらいでほぼ回復した。

痛くなってから、ラン日誌で毎日
「○kmぐらいでひざくん」と書いてたのが
「きょうは脚が痛くなかった」となり、いつしか
脚のぐあいに関する記述がなくなっていった。

「あ、脚のこと書かなくなってる」
に気づいたときは、うれしかった。



いま書いてて気づいたんだが、
シーアーテーイーの対処法は、
ケガを治すっていうより、リハビリだよね、まさに。

というわけで、つづくっ!