キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

フォローするわけじゃないが



この本にかんするきのうのエントリー
ただし○○にかぎる(2013/02/18)
が、どうもおもってることと少し乖離してる気がする。
キホン、オススメしたい本だから取り上げたんである。

ので、
フォローするわけじゃないが、
首肯したところ、おもしろいなあとおもったところ
を挙げてく。

フォローするわけじゃないが
っていうときは、だいたいフォローなんだ。
10割10分10厘。



もくじをすべて引用しようとおもったが、
小見出しが多いので章見出しレベルまで。

章タイトルにつづくカッコ内は、あらすじ(おれ記)。
本文の引用は上記、
「首肯したところ、おもしろいなあとおもったところ」。
引用はすべて原文ママだが、太字部は無視。

第1章 「疲労抜きジョグ」で地脚を強化
(「疲労抜きジョグ」のメリット説明)
ランナーに故障はつき物。どこかにちょっとした痛みや違和感があるのは当たり前です。
ランナーは走りすぎて故障するほど、走るのが好きだからです。「走らないで安静にしてください」といわれるのが、いちばんつらいのです。
発想を変えて、これからは走りながら故障を治しましょう。
 床掃除をするときは、掃除機をかけてホコリを吸い取ったり、ふき掃除で汚れをふき取ったりしてから、ワックスでピカピカになるまで磨いて仕上げます。
 マラソンのトレーニングでいうなら、つなぎ練習は掃除機がけやふき掃除、ワックスがけがポイント練習です。

第2章 本当に速くなるには“頑張らない我慢”
(ポイント練習と疲労抜きジョグを用いた、著者なりの練習の組み立て方。この本のキモ)
トレーニングは点ではなく線で捉えてください
 ポイント練習の柱となるのは、「インターバル走」と「ペース走」です。
 フルマラソンをサブスリーで走るためには、スピードとスタミナはどちらも必要。インターバル走はスピード、ペース走はスタミナを養うのに最適ですが、まずはインターバル走でスピードをつけることから始めます。
 インターバル走を先にする理由は2つあります。
 1つは、先にスピードをつけてからペース走をするとラクに感じられるから。
 (中略)
 もう1つは、自信がつくこと。
サブスリーのための月間240kmの練習メニューも距離ありきのプログラムではなく、トレーニング内容のメリハリを考えたら結果的に240kmになっただけ。240kmという走行距離自体にサブスリーを約束する魔法が隠れているわけではないのです。

第3章 サブスリー必達1か月メニュー
(章タイトルのとおり。「これ以外のことやんな」とも言ってる)
4週前 40km走(1km4分35秒ペース)疲労抜きジョグ80km
距離に対する不安を取り除くのが狙いです。
3週前 30km走(1km4分25秒ペース)疲労抜きジョグ60km
1か月メニューは一人でやるのが前提ですが、この30km走はとくに一人でチャレンジするようにしてください。なぜならこの30km走の目的は、心肺機能や筋機能の向上はもちろん精神面でのタフさを養う狙いがあるからです。
2週前 20km走(1km4分15秒ペース)疲労抜きジョグ40km
目的は本番で守るべきペースをカラダにインプットすること。
1週前 10km走(1km4分05秒ペース)疲労抜きジョグ20km
4分5秒で走っておくと、1週間後のレースではその感覚がまだ残っていますから、4分15秒ペースが相対的にラクに感じられて走りに余裕が生まれます。

第4章 運動歴ゼロでも49歳でサブスリー
(ケーススタディー1。以下4つ、なかなかなケーススタディーだとおもう)
第5章 疲労抜きジョグを覚えてサブスリー
(ケーススタディー2)
第6章 故障から1か月半後にサブスリー
(ケーススタディー3)
第7章 1か月メニューでサブスリーに挑戦
(ケーススタディー4)

終章 達人が教える故障の原因&セルフケア
(著者は本職が鍼灸師なので、ある意味専門分野)
 距離信仰の強いランナーは、補強トレに時間を割くことを嫌がる傾向があります。「30分あったら6km以上走れる。週3回なら月間走行距離が70km以上も上乗せできるじゃないか」と思ってしまうのです。
 しかし、その70kmは走力にプラスになるどころか、走りすぎで走力をマイナスにする70kmになる恐れがあります。だとしたら、30分の補強トレで故障しないカラダをつくったほうが、サブスリー達成にも効果的なのです。



前のエントリーでも挙げたように、
自分の考えとは違うなあとおもうところもままあるんだが、
方法論のもんだいでもあるので、措いた。

それでも納得しながら読み進められるのは、
「ポイント練習をちゃんとやれることを軸にすべてのメニューを組み立てる」
という筋が全編で一本ちゃんととおっているからで、
あまり余計なことを言ってないからだ。

誰かさんのブログと違って。



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