つくばマラソンを走ってきた。
3年連続3回目。というわけで、ジャーン。
前フリは、なーし。
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ネットで3時間21分31秒。
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いきなり記録証を出しておいてナンだが、
レース日誌みたいなことは次のエントリーで。
次のエントリーがあったら、だけど。
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今回、いちばん印象的だったのは、
マナー面のできごと。
なんとレース中、
唾をペッペしたり、立ちションしたりしてる人がいなかった。
少なくとも、おれは1人たりとも目撃してない。
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去年まではコース脇の草むらとか林に駆け込む人が
けっこう見られた。
たまりかねてか、去年あたりから
大会パンフの裏表紙に
「唾ペッペ、立ちション、ボランティアへの罵詈雑言はやめましょう」
とメッセージが添えられるようになった。
そしたら今年は、1人たりともいなくなった。
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いや、このマナー観、すげえことじゃね。
ニッポンて、まだまだ捨てたもんじゃなくね。
ぐらいの大げささでおもった。
大げさでもなんでもなく、
速く走ることよかよっぽど大切だとおもう。
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たぶんに言い訳がましいんだが、
立ちションはともかく、唾ペッペはしようがない側面もある。
走ってる立場として。
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たとえば
給水所でスポーツドリンクを摂ると、
自分にとってはビミョーに濃かったらしく、
口のなかに澱(おり)みたいなものが残ることがある。
それ、吐き出さないと不快でしようがないんだ。
みたいなきょくめん。
今回はそれすらみられなかった。
途中で「今回はマナーがやたらいい」に気づいたとたん、
沿道で応援してくれてる農家のおばあさんが
なんだか「唾ペッペKGB」に見えちゃった。
「不快度110%ぐらいまでの澱なら、
ガマンして飲み込んでしまえ!
やられるぞ!」
ぐらい。
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なんだが加えて、
あえて言っちゃう。
「紙コップを道に捨てるたあ、どんな了見だよ」
学級委員に立候補するいきおいで、もう
いい子ぶっちゃう。
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あれ、マラソン中継で超エリートランナーがやってんのみて
マネしてるとかなんだろうけど、
タイムとか順位がシビアに競われてるシーンでの
特殊に許されてるできごとなんだよね。
というか、許されてるかどうかもわからないんだけどねっ。
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とりあえず、
つくばマラソンに出場した人のなかに、
そこまでタイムとか順位をシビアに求められている人は
1人たりともいないはず。
1人たりとも。
おれですら。
じゃあ、
用意されたゴミ箱なりゴミ袋に入れろよ、と。
てめえのタイムロスなんか、おれは知らねえよ。と。
てめえがカッコつけて捨てたしゃらくさ紙コップ、誰が拾うんだよ。と。
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おれは今回ゴールしたあと、
短パンのポケットから、
捨てそびれた紙コップ2つとバナナの皮が出てきた。
「あんたたちもやんなさいよ~」
と学級委員なていで。
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ん?
やってほしくないのか? おれは。
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前はこんなこと言ったって、
ただのイチャモンめいた感じにしか
ならなかった。
でも、
今年の唾ペッペと立ちションの様子を見りゃ、
けっこうカンタンにできちゃうんじゃないか。
そうおもって、ついつい。