マラソンシーズンの開幕戦、
世田谷246ハーフマラソン。
つくばマラソンをメーンに、来週の川崎国際(10km)と3週連続で走る。
2年連続2回目の調整レース。
能書きはあとまわしにして
とりあえず、ジャーン(↓)。
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1時間32分42秒(ネット)。
ハーフマラソン、いままでのベストは、
2月、赤羽ハーフの1時間38分38秒。
翌月の板橋city(フル)の調整として走ったもの。
今回は練習の感じからして、
93分(1時間33分)ぐらいで行ければいいなとおもってた。
そんくらいで走れれば、堂々と
「フルは3時間20分切りたいッス」
といえる。
ナニに対してナニが堂々と、かは知らんっ。
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ともあれ、
つくばに向けて弾みがついた。
「やったぜ!」というよりは、
「よかったぜ」という感じ。
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世田谷246ハーフは、去年に続いて2年連続2回目。
地元、ということもあるが、
「コースを知ってる」てのは、いい。
上りがどんな感じとか、風がどう吹いてるとか、
コースを実感として知ってると、頭を次々と切り替えられるからだ。
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頭を切り替える。
間違えちゃいないんだけど、
いまひとつ、バチコーンとこない言い方。
なんだが、それはおれの実力不足ということで、措く。
くやしいが、措いとく。
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話を戻す。
「コースを知ってる」てのは、いい。について。
レース、というか大会の全体的な流れは
自己マンたっぷりも含め、
去年だいたい押さえたので(↓)、
世田谷246ハーフその1 スタートまで(2011/11/15)
世田谷246ハーフその2 スタート後(2011/11/18)
今年は、おれなりの攻略法みたいなものに触れる。
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あ、全体的な流れに1つ加えるとしたら、
スタート時、ほっとかれるのはキツかった。
20分前にスタートラインに集合、整列する。
そこで実行委員長やらゲストがあいさつする。
というのはどのレースもいっしょなんだけど、
ひととおり済んだら、あとはほぼ無言。
10分ぐらい放置。
整列しちゃうと人が前へ前へ詰めて間隔が狭まるので、
もうあまりカラダは動かせないし、
棒立ちでどんどん寒くなってくだけ。
会場のアナウンスとか、ブラバンとか、
ウソでもいいから音を出して間をつないでほしかった。
板橋cityのスタートのとき、
ゲストの千葉ちゃんがマイクで喋りつづけてて
「うるせえなコノ※△★♪」とおもった。
でも、やっぱおれには必要だ。千葉ちゃん的なモノ。
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世田谷246ハーフは、
ポイントによってわかりやすく走り方を変えられる
コースだとおもう。
国道246で5kmぐらいまでの地味な傾斜の連続。
↓
二子玉川から9kmぐらいまで、多摩川を上流へ。
↓
折り返して、15kmぐらいまでの多摩川を下流へ。
(だいたい、どっちかが追い風でどっちかが向かい風)
↓
15kmから目黒通りの不動坂やら立体交差の上り坂。
↓
駒八通りに入ってからの「谷」。
↓
そしてラスト、駒沢公園に入ってからのおよそ2km。
といったぐあいに。
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ショージキ、
不動坂まではオーバーペースにならないよう
気をつけていさえすれば、いい。
頭の切り替えは、そのあとから。
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おれは去年の経験から、
「駒沢公園に戻ってからの2kmをいかにヘナヘナじゃなく走れるか」
を課題にした。
去年も今年も、不動坂から本気出すことは同じなんだが、
去年は不動坂のことばかり考えて、上りきったところで力尽きた。
追い討ちをかけるように、駒八通りでゲンナリするような「谷」。
公園に戻ったときにはもう、頭のなかは「早く終わんねーかな」ばかり。
でも、公園の敷地に戻っても、競技場にはなかなか入らしてくれない。
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そんなわけで、
不動坂を上り、立体交差を越えるときには「谷」のことを、
「谷」では公園内でのことを、
考えてた。
本気を出しつつも、次のポイントでより純度の高い本気を出すために、本気度にメリハリをつけた。
本気度にメリハリをつけるっていっても、わかりにくいか。
たとえば、目黒通りから駒八通りに入って
「谷」にさしかかるまでのつかの間の平坦で
頭もカラダもちょっと緩める。とか。
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そのときの内なる叫びを声に出すと、
「次ーっ!」
「次ーっ!」。
朝令暮改ならぬ、朝令「朝」改で、
おのれに次なるミッションをどんどん課してゆく。
フードファイトでおかわりをガンガン頼む、あの感じ。
『スラムダンク』で体育館に鉄男が現れた、あの感じ。
わかりやすくしようと書けば書くほど、
どんどんわかりにくくなってくぜ。。。
あまつさえ8時半スタートだけに、「朝」などと。
どんどんわかりにくくなってくぜ。。。
*
「コースを知ってる」ってのは、
必ずしもいいことばかりとはかぎらない。
特に、失敗しちゃったコースなんか
もう二度と、近寄りたくもない。
ただ、それでも避けては通れないとこだってある。
つくばの「壁」しかり、
世田谷246の「谷」しかり。
そしたらもう
ちょっとでもラクにやり過ごせるよう
対策を立てるしかないわけだし、
対策を立てるには、知識や経験をつけるしかない。
ではないですか。と。
*
むむ、なんか説教くさい。
聞きようによっては、人生訓じみてるぞ。
「飛雄馬よ!」とかつければもう、カンペキ。
なんだけどコレ、
人生訓でもなければ、
社会人の新人教育でもない。
あるわけない。
楽しくジョギングしようよ
って言いたいだけなんだけどなあ。
そういえば、
表題もなんかワンマン経営者っぽいなあ。