キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

初フルマラソン2ヶ月前ぐらいのこと1

つくばマラソンまで2ヶ月を切ったが、
調子が一向に上向かない。

なあんてことは、このエントリーと関係ないので措くとして、
おととし走った初めてフルマラソン
(これもつくばマラソンだったわけだが)
のときのことを、ふりかえってみることにする。

これから初フル(とりわけつくば)にチャレンジする人に
なんかちょっとでも参考になったらいいな

と、柄にもなくおもっちったからだ。
おれとて走り出してから2年半しかたってないんだケド。。。



とりあえずこのエントリーでは、
当時の状況、練習内容や考えてたことを中心に、
要するに背景、前提をつらつら。

次エントリーで
当時抱いた不安やソボクなギモンについて
なるべく具体的に触れてくショゾン。
2年後のいま、上から目線でこうだったけどこうだよね
的に解決できるものはしていく。



というわけで、このエントリーはこんな感じで。

1 フルマラソン挑戦までの経緯
2 走行距離やペースなど練習状況
3 考えてたこと

即効性を求めてる人は、
このエントリーすっとばして次に進んでいいっすよ、といまさら付記。


1 フルマラソン挑戦までの経緯

なんでこんなまわりくどいところから入ったかというと、
きっかけが、ある日ただなんとなく
「フルマラソンでも走ってみようかなあ」
とおもったから。

そして実質半年ぐらいチョロチョロっとジョギングして
臨んじゃったから。



ふつう、その場かぎりじゃなければ、
1年とか2年かけてジョギングして、
10kmとかハーフの大会を何度か経験をしたりとか、
気持ちだけでも満を持して臨むもんだろう。

おれはぶっつけでノー知識だったので、
事前に10kmとかハーフも走ったことはなかった。

むかし、中学のころいちおう陸上部だったけど、
中学レベルじゃあ、「陸上やってました」とか胸を張って言えるほどの
実力も知識もつくわけない。

そのあとは20年ぐらい、とりわけ社会に出てからは
ろくに運動をしてない。

という背景もふくめて。
走りはじめたころのことは、ここでは関係ないのでカツアイ。


2 走行距離やペースなど練習状況

8月 109.6km(最長25.8km)
9月 47.2km(最長12.3km×3)
10月 219.4km(最長32.5km。ほか31km×1)
11月 108.5km(本番含む。最長12.3km×3)

2ヶ月前というのがこのエントリーの前提なんだけど、
言い訳も含めて。
それにしても驚くほど走ってないな、いまおもうと。。。
よく完走できましたね、レベル。
ということはさておき。

そこらへんの詳細なラン記録はジョグノートにしてあるので、
キョーミあればどーぞ。
(→2010年8月



8、9月の走行距離がイヤに少ないのは
盆明けから9月の20日ぐらいまで、仕事ブームがきたから。

盆休み中に25.8km走ってる。
7月の終わりごろにはじめて20km以上走ろうとして、ハンガーノックでリタイア。
ペースを落としてキロ6分半ぐらい、20km以降はキロ6分で。
この時点でこれが自己最長だった。



10月はわりと走っていた。
フル経験者から「本番までに30km走をしておいたほうがいい」
とアドバイスがあったので、
30km超を2度走った。

10/9に1回目、10/31に2回目。
1回目は31km。3時間09分14秒だからキロ6分超ぐらいのペースで。
これを余力を残してこなせたことで、自信がついた。
そこらへんはタマキンの切実な話(2010/10/16)にも書いた。

2回目は32.5km。3時間23分15秒。
平均すると6分15秒だが、1回目よりちょっとペースを上げたら途中でペースダウン。
見事に撃沈したので、本番はキロ6分でいけばゆとりをもっていけるなと
皮算用が立てられた。

ほかに10/23、ハーフぐらいをキロ6分弱ぐらいで走ってる。



11月はなぜか走行距離が少ない。
本番を除くと、最長でも12.3kmを3回。60~66分で走ってる。

ちなみに12.3kmというのはホームコース。
多摩川河川敷で二子橋を渡り、登戸の橋を渡る周回。

いまでもここを
どのくらいのタイムをどの程度の余裕度で走れるか
を調子をはかるバロメーターにしてる。


3 考えてたこと

おととしの9月終わりから10月はじめに考えていたのは、
まとめると下の2点に帰結する。
その2点の間を「とはいえ」という接続詞で行ったり来たりしてた。

1)できるだけ苦しまないで完走したいなあ

「苦しまない」は、走りはじめてからフル完走するまでの大方針。
走るということが習慣化してなかったし、どのくらいのタイムかなんて考えもしなかった。

「走るのがイヤんなっちゃうぐらいつらかったら、いつでもやめまっせ」
精神が旺盛だったので、練習でも自分を追い込むみたいなことは
ほぼしなかった。
というより、イヤになりたくなかったのであえてしなかった。

だからホンバンも、ある程度苦しいのは仕方ないけど、
最初から「行けるとこまで行ってみよう」的なことはするまいと考えてた。


2)ほんとうに2ヶ月後、42.195kmなんて完走できんのかよ

それまでの最長距離が25kmあまり。
もちろん、42kmなんて想像がつかない。
2ヶ月後なんて、けっこう先のようだが、もうすぐな感じもする。

つまり、あらゆる面でまだまったく現実感がないんである。
ただただ、漠然と不安におもってるだけ。
誰に強制されてるわけでもないのにフシギなもんだが、
おもっちゃうんだから、しようがない。

これ、はっきりいって避けようがないし、
喉元すぎりゃじゃないけど、完走してしまえば
「あのころ何をモンモンしてたんだろ」
程度のことになる。

ただ、ほんとうに避けようがない。
初フルを完走して喉元をすぎたかとおもいきや、
今後、フルを走ろうとするたびにおなじことになる。

「今度5回目ないまのおれも、そうおもってる」がソース。

漠然と不安になるだけ、喉元すぎりゃどうともない
ひっくるめて、
そういうもんだってことにするしかない。

じゃあ、具体的にどうしたかってことは次エントリーで。



うわ、だとすると
ホントにこのエントリーいらなかったかも。

というわけで、つづきます。
と、意味もなく「ほぼ日」なていで。