キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

トゥルントゥルン

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先週の金曜、新しいジョギングシューズを買った。
アシックスのDSトレーナー17。

とりあえず、デジャヴなんである。→健全な身体に健全な精神があれかし (2011/01/29)
けっきょくまた、アシックスなんである。
なんかもう、枠にはめられた生き方だーい好き、なんである。
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とりあえず、1年半ほど履いていたDSトレーナー16はこんな感じ。
底なんかトゥルントゥルンにすり減っちった。
カカトのアルファベット4文字も2文字ほど消えちった。
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側面も何だか裂けちった。
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まあ、同じクツ(正確にいえば同じシリーズのクツ)を続けるということは、
それだけ1足目が気に入った、おれに合っていた。
ということ。

そんなわけで今回は、
おそらくこれで第一線をしりぞくであろう
トゥルントゥルンな「16」について書くことで
1年半の感謝の気持ちをあらわせたらな、とおもう。



ひとつ、このシューズに対して申しわけないのは、
けっきょくレースで一度も使わなかったことだ。

買ったのは去年のはじめ。
2010年の秋にはじめてフルマラソンを完走できちゃって、
これからいっちょがんばっちゃおうかな、と
ジョグに対して自信とやる気を持ちはじめたころのこと。

「このシューズでサブ4だぜい」と意気込み、
はじめて専門店で店員さんに詳しく聞いて選んだので、
ある意味、どのシューズよりも思い入れが大きい。

そのくせ、ジョグをはじめてから5足買ったなかで、
ほかのシューズは何かしらレースに出ている、
唯一このシューズだけレースで使ってない、
という。



そもそも買ったのは、翌年3月の板橋cityマラソンで使うため。
でも、東日本大震災の影響で板橋cityマラソンが中止になっちった。

そのあと、
秋までレースを入れていなかったのと、
夏の間に脚力があがって1ステップ上のシューズを使うようになったこと、
練習で耐用距離(600~700kmらしい)を走っちゃったこと、

がからみ合って、以後、
ゆーっくり走る用のシューズとして、なんだかんだ1000km以上、
おれの脚を文字通り下支えしてくれた。



DSトレーナーはクッション性がいいので、
あまり速くは走れないが、長く走るときの安心感はハンパない。

「DSってアンシンカンの略でしょ」ぐらい。

今回ショップで訊いたところによると、
このレベル(初心者に毛が生えたぐらい)のシューズは
ただでさえ他メーカー見渡しても少ないのに、
このクラスでカカト側にもつま先側にもクッション材が入ってるのは
DSトレーナーだけなんだとか。



1つ難点をあげれば、
シューレース(ヒモね)が筒状(断面がマル)になってること。

「17」からは平たいヒモを採用してるんだが
(これが16から17の唯一といっていい改善点だとか。
これしか改善点がないって、よく考えるとゴイスー)
マルいヒモだと、ほどけやすいし、使っているうちにグルングルンねじれちゃって
しかもねじれが戻りにくい。

なので、おれは途中からヒモだけ別のを買って使っていた。



いま、おれはジョギングシューズを3足使いまわしている。

スカイセンサーは、レース&インターバルとか速く走る用として、
フェザーファインは、ペース走とかソコソコのスピードと距離を走る用として、
そしてDSトレーナーは、LSDやつなぎ練習用として。

去年の秋ぐちまでは、
それらをみんな、DSトレーナー16一足でまかなっていた。

エラくなったもんだね、キクチくん。
どうりで、金が貯まらないわけだね、キクチくん。。。



たぶん「17」に変わっても、
もうレベル的にレースでDSトレーナーを使うことはないんだろうが、
ゆーっくり走る用のシューズとして、お世話になりまくるんでしょう。

いやしかし、
たかがジョギングシューズ1足なのに、
けっこうな情が移っちゃうもんだ。

ゲタ箱の容量からして捨てざるをえないのは確かだけど、
もう、泣いちゃうかもしれないね、たかがクツ1足ぐらいで。
ぐらい。

たかがクツ一足ぐらいで。