「礼儀正しかったから」
ビートたけしって、すごいテレ屋なんだろうけど、
まじめな質問には真摯に答える。
こーゆーとこがカッコいい。
表題は、
「なんでガダルカナル・タカとつまみ枝豆を弟子にしたか」
という質問に対する答え。
。。。
ビートたけしは、映画の役者オーディションのとき、
控え室のようすをつぶさに見るという。
「たけしなんていってよ。。。」というナメた口をきいている奴や、
名前のある役者で「こんなもんでしょ」という感じでやってる奴は、
のきなみ落としたという。
どういう奴が受かったかというと、
「オレなんか」と自信なさげにいる奴。
「そういう人は恩を感じて、(演技で)倍返ししてくれるから」
というのが、理由なんだそうな。
。。。
表題に戻る。
あらすじはこんな感じ。
たけし軍に入るには、むかしの芸人みたいに
オールナイトニッポンなりの出待ちをして、
土下座するなり、通いつめるなりするのが
一般的なパターンだ、とむかしどこかで読んだ。
ただ、タカと枝豆だけはたけし直々の「スカウト」という、
珍しい(唯一の)ケースだった。
タカと枝豆はテレビでプロデューサーとモメて、
一時期、干されたという。
そんなとき、東がたけしの草野球チームに誘った。
「どうせやることないんだったら、来てみろよ」と。
腕に自信のあるタカはともかく、
野球経験のない枝豆も、とりあえずそこに行ったという。
野球をしたあと、たけしがタカと枝豆をさそう。
特にたけしへの憧れがあるわけでもない。
芸が秀でているわけでもなかったろう。
じゃあどうして、たけしは2人を誘ったか。
その答えが表題の言葉。
この動画か、続きの動画か忘れたが、
枝豆の700万の札束の話も、
なんだか寓話ぽくて興味深い。