全体像から。
いまのオレにとって、6'00/kmがゆっくり走ってるなペース。
6'30/kmが走る最遅な、これ以上ゆっくりだと歩きになるぜペース。
というわけで、6'00/kmを基準に据えた。
そのペースで行くと、4時間10分ちょい。
まあ、未知の35km以降はホントに苦しいらしいから、ペースダウンも視野に入れて4時間30分で走れたらいいなあ、とか考えていた。 ====
実際のところ、6'00/kmというのは相当ゆるいペースなので、
余裕があったら30kmぐらいからペースアップしようかなあ
などという希望的観測をしていた。
前にも何度か言ったような気がするが、オレは根性がない。
というわけで最大の目標は
「地獄の苦しみなんて味わわず、いいイメージでちゃんとゴールすること」
ちょっとでもイヤなイメージがついたら、もう走りたくなくなっちゃうかもしれないからだ。
フタを開ければ、前半はグロスタイムで2:09:22。後半は1:57:45。
という結果論。
中間点から28キロぐらいまで、左ヒザの裏が痛くなってヤバいとおもったものの、いつの間にか痛くなくなったので28キロからペースアップした。
そこらへんはまたおいおい。
あ、グロスタイムというのは、スタートラインからの計測つう意味ね、いちおう。
ちなみに、
スタートはエントリー時の自己申告タイムによって、
A~HだかIまでの8、9段階にわけられる。
オレはG。後ろから2、3番目。
なもんだから、スタートラインまで8分ぐらいかかった。
さて、
クドイようだが、初体験でわからないことだらけなんだが、
6'00/km想定というのが奏功した。
10kmで1時間。6の段のかけ算をすりゃ目安がわかる。
たとえば7km地点は6×7だから42分。
17kmは6×7に1時間足しゃいいから1時間42分。
現時点でそれとどれくらいギャップがあるか、一目瞭然つうわけだ。
メモを携帯したり手にマジックで書き込む必要ナシ。
初マラソンの人はこれを目安にするといいんじゃないかとおもう。
走ってる途中なんて、特に序盤なんてヒマなもの。
ギャップを計算して、どんくらいで挽回できるかとか「頭の体操」をしていると、いい感じで気が紛れる。
気が紛れるついでにいえば、
そーゆー材料をいくらか想定しておいた。
東京23区を全部いうとか、
橋がつく電車の駅を1人山手線ゲームするとか、
後半ペースを上げてからは1kmで何人抜いたかカウントするとか、
前半、ペースを意図的に抑えたので、どんくらい抜かれたかカウントするとか。
暗い性格がとんだところで役立った、てなもんで。
次回は気をつけたことでも。