きのう、2度目の30km走をやった。
走っててボヤッと気づいたこと。
「マラソン(ジョギング)と人生はまったく関係ねえ!」
なんかこう、よくあるじゃないすか。
「ホニャララは人生そのものデアル」みたいな物言い。
それはそれで別に否定する気はないが。。。
かくいうオレも、ジョグを
「コツコツ積み重ねるなんて、やっぱ人生と同じだよね」
なんてぐあいにとらえて、悦に入っていた。
いや、正確にいうと悦には入っていないが、
「ジョグをコツコツ続ければ、なんかいいことあるかも」
みたいなスケベ心は、ちょっとあった。
よくわかんないが、いざというとき「ジョグで鍛えた粘り腰が利く」
みたいな、ものすんごいあいまいなくくりで。
。。。
そんな折、アマノジャクリタイの神が突如の降臨。
ソルジャーマンに残虐の神が宿ってキン肉マンソルジャーが誕生! のていで。
「あ、ジョグと人生って重なるわけねえ」と。
あくまで走りたいから走るんであり、
それ以上でも以下でもありゃせん。
「人生」などという大仰きわまりねえこととリンクしない、
ミョーなメンドーのなさ加減がいいんである。
理由1:
だいたい、
長い距離を走れるようになったからって、
それを日々の生活に活用する局面なんてありゃしないし、
役立ちそうなことは何ひとつ、ない。
理由2:
仮になんかから逃げるとしたって、
いざとなったら「ジョグのペース」なんつう悠長なことする奴いない。
少なくともオレは、とりあえずダッシュする。
理由3:
コツコツ積み重ねるのは大事。
それは分かる。
ただ、人生で大事なのはむしろ、
「いざというときの訳のわからん決断力と瞬発力」なんじゃないか。
「なんとか仕事を終わらすために3日徹夜する」
「あのチャンネーとどうしても仲よくなりたいから、心臓をバクバクさせつつ思い切って声をかける」
つうぐあいで。