キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

タマキンの切実な話

あらかじめ言っておくが、下ネタでも病気になっちったとかでもない。

先週末、3連休だったので30km走つうやつをやった。
まわりの経験者は口をそろえて
「フルマラソン走るなら、事前に30kmを走っておいたほうがいい」
という。
オレ自身、精神的な不安をできるだけ早い段階で除いておきたいとおもっていた。
「精神的な不安」というのは2つあって、
1つは、純粋に「そんなに走れんのか?」という
距離とかかる時間に対する恐怖心。
もう1つは、いままで最長25kmを走っただけでは体験できなかった
予期せぬ体の変調にはどんなものがあるのか知っておきたかった
ということ。

1つめはまあ、いい。
先週、かなり余裕を持って30km超を走れたことで、だいたいイメージはできた。
逆に「オレ、マジで完走できんじゃね?」が現実味を帯びた気がして、大いに自信になった。

もう1つ。
じゃあ、いったいおのれの体はどんな変調をきたすか。
こっちこそが知りたかった。

きょう、ハーフマラソンの距離だがわかったこと。
「タマキン、いや正確にいうとそれを包んでいるものが痛くなる」

痛くなったのは右側の一部。
たぶん擦れたせいだとおもう。

オレの右脚の運びが悪いのか、衣ズレみたいなものなのか、
気温が下がったせいでその部分がちぢこまって硬くなり、
傷を負いやすくなったのか。

原因はわからん。。。

ただ、オレが知りたかったのはまさにこーゆーこと。
「途中から脚が棒になる」だの
「オーバーペースだとあとで一気にガクンとくる」だのは、
だいたい想像がつく。

もっと些細な、雑誌や本には載ってないこと。

たとえば先週の30kmでわかったことを挙げると、
「脚はもちろんだが、あんがい腕が疲れる」とか
「必要以上に水分を摂ってしまうと、トイレに行きたくなる」とか
「走ったあと、やけにタバコが吸いたくなる」とか
「奥さんにやさしくなれる」とか。。。

その意味で、
今回、タマキンが痛くなったのは、
タマキンの神様にありがとうと言いたいくらい、
オレのニーズにピンポイントに応えてくれたとおもっている。

じゃあ次は右脚の運びはこうしようとか、
痛くなったところにワセリンを塗って摩擦を抑えようとか、
そーゆー対策が講じられるからなんである。