きょう、甲子園の高校野球の決勝。
興南と東海大相模との戦いがもうすぐおこなわれる。
というわけで、極私的東海大相模ガタリ。
東海大相模といえば、夏は33年ぶりの出場らしいんだが、
春のセンバツにはちょくちょく出ており、
92年には準優勝、2000年には優勝している。
とくに92年はオレも「高3春」。
ある種の思い入れを持って観ていた。
同じ小田急線ということもあり、
中学の同級生も、野球部ではないが何人か相模に進んだ。
陸上部で雲の上的存在だった2級上の方も、確か相模に進まれたとおもう。
92年センバツのときのエースは吉田道という豪腕投手だった。
全身バネのようなフォームから、伸びのある145kmぐらいのストレートを投げ込む。
相手が右バッターのとき、守備はライト側に寄っていた。
センターがセカンドの後ろぐらいまで右に行く。
そんな球威。
ちぎっては投げ、といった感じの小気味よさに、
オレはぐんぐん引き込まれていった
甲子園ではこの年からラッキーゾーンが撤去された。
全体のホームランが激減したにもかかわらず、
ホームランを3本もかっ飛ばし、オレを含め衆人のドギモを抜いたのが
星稜の松井秀喜。
という春。
吉田道だって、松井や決勝で投げ合った帝京の三澤と並んで、間違いなくアノ春の主役の1人だった。
さて、センバツで準優勝した吉田道の東海大相模だが、
夏は県予選で敗退してしまう。
信じられないくらい打ち込まれての敗戦だったように記憶している。
吉田道は高校卒業後、ドラフト2位で近鉄に入団するも
故障などの影響で一軍にあがることなく、数年で退団する。
その後のことは上記リンクにて。
実家は浜松のラーメン屋。
「大将日記」には、今年の東海大相模のことが触れられている。
浜松なら行かなくては、だな。