キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

花火とそよ風と残熱

きょうは狛江の花火大会。
数年ぶりのフッカツなんである。
多摩川から10mのわが家は、
二子や川崎、調布といった夏の数回の花火大会のために
35年ローンを払っているっつっても、けして過言ではない。
写真を撮るシュミはないので、画像はない。
が、この日の地元駅の人の多さは、マジミラクル。

渋谷のスクランブル交叉点をみたオノボリサンが
「東京って毎日が祭りのごたる!」
つっちゃうぐらいのキセキ。

なんつったって、新宿から小田原まで通ってる小田急線。
地元駅は多摩川以北の東京都にもかかわらず、
乗降者数は70駅中57位だという。

江ノ島に向かう途中の、湘南でもなんでもない陸地駅や、
小田原に向かう途中のたんなる山ん中駅、
ぜーんぶひっくるめても、下から13番目なんである。

いまの季節は土日になると、
多摩川でバーベキューしている人らがやたらいる。
それすら祭りのごたるにぎわい。というか、やかましさ。

世の中に土日のBBQのなかりせば、乗降者数70番台でのどけからまし。
ぐらい。

そんな、学校も企業もみるみる撤退していった
愛すべきわが地元駅。

人口7万台の狛江市。
花火大会の来場者数は6万人だそうな。

花火の見物者はみな、河川敷のサイクリングコースに集まる。
つまり2段構えの堤防の2段目ね。
それがちょっと降りて2段構えの堤防の1段目に降りると、
打ち上げ場所から500m下流ことわが家の間の前には
ほとんど人がいない。

降りたぶん、多少は視界が悪いかもしれないが、
ほぼ気にならないぐらい。
上段にいて目の前を行き交う人やチャリ、クルマのライトのほうがよっぽど気になる。

もう100mほど下流方面に進むと、国家権力の白バイ練習場がある。
ここはじゃっかん人が多いが、寝転がる。

上空に花火、
ほどよい涼風、
地面のアスファルトに残る昼間の熱のぬくもり。

もう少し飲んでたら、確実に眠っちまう。
ゴクラクってこういうことなのさ。

ちなみに、河川敷はほどよい涼風のおかげで、
蚊にさされる心配はほとんどありまっせーん。

そんなわけで、わが家の庭でBBQをしたあと、
ほろ酔いながら日の沈んだ河川敷で昼寝(?)をしたい人、
いないとおもうけど、募集。