キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

痴漢て精神的にクルーッ

おとといの晩、奥さんからケータイにメールがきた。
なんでも、会社からの帰り道、
地元の駅の駐輪場で痴漢にあったんだとか。

帰宅してから、話を詳しく聞く。
「そりゃ、そうとうなマニアだな」
という心の叫びは、あくまで心のなかにしまいつつ。。。
奥さんの状況をおさらい。

○18時半ごろ、和泉多摩川駅で電車を降りる。
○狛江高校手前、世田谷通り下の無料駐輪場へ向かう。
○駐輪場入口付近で、駐輪場から出てきた原チャリとすれ違う。
○原チャリが異常に幅寄せしてきたので、「轢かれるかとおもった」
○が、とりあえずぶじすれ違う。ちなみに道はそう狭くない。
○自分の自転車にたどり着く。
○と、先ほどの原チャラーが背後に。
○つうことは「幅寄せ=品定め」で、オメガネにかなった、つうこと?
○原チャラー、奥さんのケツをペロン。
○奥さん一喝。
○ケツペロンマン、原チャリで走り去る。

原チャラー、ケツペロンマンこと
熟女マニア(?)のヘンタイは20代のサラリーマン君で、
「そんなことする必要ないんじゃないか、ぐらいのイケメン」
だそうだ。

オレもうら若きころ、2度ほど痴漢にあったことがある。
いずれも電車で。10代のころ。

1度目は20代の美女ハイパーエグゼクティブキャリアウーマン(なんのこっちゃ)風。
2度目は気弱で小っちゃいデブの男。

2度目の小デブ男は、「勝てる!」とおもったので
手首をつかんで最寄り駅近くの交番につき出したのだが、
そんなことはどうでもいい。

1度目のビジョチジョ。
なんというか、AVみたいなシチュエーションだし、
時間が経ってみれば、ネタ的においしい。

ただ、そのときは数時間頭が真っ白になった。
(下ネタじゃねえぞ、くれぐれも)

精神的なショックがものすごくデカいのだ。
想像以上のショックを受けている自分にショックを受ける、ぐらい。
「カーチャン、オレ、バンメシ、イラナイ」、ぐらい。

女性はけっこうな割合で痴漢された経験があるっていうし、
釈迦に説法かもしれない。
まあ、痴漢される側の気持ちはわかりますよ、
ってことを言いたいらしい、オレは。

奥さんも「ケツペロンマンを一喝したこと」は覚えているが、
どういう言葉をもちいたかは、恐怖のあまり忘れちゃったらしい。
ぐらいのショックを受けていた。

いい齢してたって、必要ないほど強くたくましく生きてたって、
ショックなものはショックなのだ。

あまつさえ、電車内とかじゃなくて、暮れなずむ無人の駐輪場。
なんかすごくフェアじゃない。
(電車内はフェアだという意味ではないですよ)

。。。

ちなみに、国家権力サマに届け出てもよかったのだが、してない。
自分の身はけっきょく、自分でしか守れないからねえ。

つうことで、ヘンタイやバカタレには、くれぐれもご注意を!