キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

いちおう後輩なんである

初先発福田が初安打初打点

ソフトバンクの福田秀平は、出身高校が同じなので、ひそかに注目していた。
きょうはセンターで先発したそうだが、もともとショート。
ソフバンのショートといえば、川崎ムネリンがいる。
福田は川崎の後継者といわれていたものの、ケガをしたりして伸び悩んでいるうちに、去年のドラ1で入ってきたのが明豊高校の今宮健太。

今宮は去年の夏の甲子園で154kmを出した逸材。
菊池雄星の花巻東戦でも存在感を見せつけたのに、
プロでは野手に専念するといい、よりによってショートに。

福田にとってちとマズい流れだなあ、とおもっていた。

でもがんばってるんだ。
もちろん、まったく面識はないが、なんだかうれしい。

福田はいわゆる「ハンカチ世代」。
プロに入るときのオトナたちのやりとりがwikipediaにあるが、
それは知らん。

そんな福田、どういういきさつか知らんが、野球ではまったくの無名校であるオレの出身高校に入る。
そして彼が3年生のとき、あれよあれよと勝ち進み、
西東京でベスト4に進出したんである。

おもわず体中の血が逆流し、オレはつい仕事をサボり神宮球場へ。
相手は、あの日大三高。

結果からいえば、コールド負け寸前のボロ負け。
そして日大三高は決勝で早実と死闘をくり広げる。

ちなみに、06年の早実×日大三は、
一部ではその年の甲子園決勝、早実×駒苫に匹敵する、
伝説の試合といわれているらしい。
「高校野球小僧」でも特集が組まれたホド。

オレも会社のテレビで観戦していたが、
甲子園を入れても観戦史上、5指に入るくらいの神試合だった。

母校がベスト4に入ったとき、
オレは「もしかしたら」と淡い希望をもった。
でもそんな生半可な想いを抱いた自分を殴っちゃいたいぐらい、
決勝にいった2校との差は歴然としていた。

準決勝でコールド負け寸前だった出身校×日大三高戦。
そこで1人気を吐いていたのが、
福田秀平だった。

翌日、斎藤佑樹と延長13回(?)を投げ合った日大三高のエースから、
豪快な一発を放ったんである。

という思い出話。。。

一軍にはちょっと前からあがっていたらしいし、
またこれで野球を観る楽しみが1つ増えた。