キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

良心の呵責

娘の話。
奥さんから聞いた。
きのう保育園で、同級生の女の子が、同じ組の男の子にいじられていたんだと。
ウチの娘は最初、傍観していたんだけど、
なんだか面白そうで、「いじる」側に加担したんだと。

毎日、保育園の帰り道、
奥さんが娘に「きょうは何して遊んだの?」
と尋ねる。

保育園が大好きな娘は、いつも楽しそうに話す。
たまに仕事が終わり、早く迎えに行くと、
「迎えが早い」と怒るぐらい。

保育園は朝8時半から夜7時までなので、
なまじっかなオトナよか、よほど「労働」している。
(ほんとに労働しているのは保育士さんなんだけどね)
さておき。

きのうも出だしは楽しそうに話してたらしいんだけど、
だんだん表情が曇り、泣き出してしまったそうな。
あまりの激情ぶりに、奥さんもビビるほど。

もともと
イジワルヲスル、サレル
ことに敏感に嫌悪感をあらわすほうではあった。

今回、5歳児なりに
「楽しそうでやってはみたけど、
たまらなく後味の悪いことって、ある」
ことに、身をもって気づいたんだろう。

たぶん、きっと娘は
もう二度と加担することはない。

いや、人間てほっといても成長するもんすね。