公園ですらキャッチボール禁止のところが多い。
「じゃあ、どこでやればいいんでしょうね?」
という問いに対する、ボスのひと言が表題。
なかなか深い。
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これ。オレだけかもしれないが、
とかく「縛り」を入れられると、縛りを拡大解釈してしまいがちだ。
でも、縛りはあくまで、ある範囲に対してのものであって、
そこをはずれたところまで勝手に自粛をする必要はない。
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おんなじようなのに、こんなのがあった。
ゴルフコーチ、谷将貴氏の本の中で、パターのスイングについて。
谷「動かしてはいけないところは、頭と下半身。では、動かしていいところは?」そうなんだよなあ。
生徒役「肩」
谷「ブブーッ。頭と下半身以外、ぜんぶ」
(例によって、会話の筋はおおむねこんなもんだが、細部はテキトー。まったくの再現ではない)
カンタンな発想の転換(あるいは解釈の仕方)なんである。
禁止されてなきゃ、キャッチボールなんて
国道246のクルマが行き交うなかででも、
地下鉄の駅のホームででも、
甲子園球場のマウンドででも、やっていい!
「んなわきゃない!」というノリツッコミ。
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まあ、246とか駅とか甲子園のマウンドとなると
さすがになんだかなあ、なんだが、
要は、線をどこで引くか、というハナシ。
必要以上、内側に線を引くと、
せっかくのチャンスをつぶすことにもなりまっせ、というハナシ。