キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

ある意味、あるべき姿かも

機動隊が球界参入!来年9月チーム発足「都市対抗」目指す
リンク切れ。2013/04/11追記。

一般企業がスポーツを支えきれなくなったいま、
日本のスポーツピラミッドの頂点を
オーヤケか半オーヤケ(電話、鉄道とか)
がになうのは、ごく自然な流れだとおもう。

もうこれ、
オーヤケの義務といってもいい。
「共産主義じゃん」なんていうのは、
ヤボってもんだ。

まあ、すでにあるていど、になっている
という実績もあるんだケド。



リンク切れ対策に。

機動隊が球界参入!来年9月チーム発足「都市対抗」目指す

 警視庁機動隊が球界に参入、来年9月から硬式野球部として本格活動を目指すことになった。東京・立川に拠点を置く第4機動隊に野球経験のある警察官を配転させ、チームを結成。最終的には社会人の最高峰である都市対抗野球出場を目指すといい、東京Dに“桜の代紋”として知られるシンボルマーク「旭日章」の応援旗がひるがえる日が来そうだ。
(中略)
警視庁の各機動隊には重要施設警備などの業務をこなしながら、特定の競技を専門とする「スポーツ小隊」がある。これまでもレスリングや射撃などで五輪出場を果たしているが、今度は野球で勝負する。
(中略)
野球部結成にあたり、4万人の警視庁警察官の中から、25歳前後の警察官の採用時の履歴書を再点検。およそ15人の甲子園出場経験者がいたという。第4機動隊の中には02年夏の甲子園に神奈川代表として出場した桐光学園の外野手もいる。この第4機動隊に各機動隊から経験者を集め、監督は日大三(東京)の投手として甲子園に出場した警部補が務める予定だ。
(後略)
(2009年9月25日06時01分 スポーツ報知)



都市対抗野球には、あまり興味がない。
というより、ずっと東京圏で育ってきたためか
地域という考え方がいまいちピンとこない。

たとえば10代のころ住んでいた川崎には
日石という社会人野球の名門中の名門がある。
(企業合併とかで名前が変わったいまも、名門だ)

でも、「日石って強豪だよね」ってだけで、
「おらが村、川崎の代表だっぺ」という意識はない。

多摩川を上ったところにある東芝府中もしかり。



試合を観に行くと、
スタンドでアツくなってるのは、
地元の有力者ではなく、
その企業の社員だったりする。

そもそも沖縄電力みたいに、
よほど地元に根ざした企業でないかぎり、
野球チームを持てるような大企業は、
拠点が全国にあるもんで。

ヤマハが「静岡代表」って、
確かにそうなのかもしれないけど、
静岡じゃなくてもいいじゃん、という気もする。



話がよじれたまんまなので、戻す。

オーヤケがスポーツピラミッドの頂点を
しっかり形成することは、
もはや義務だとおもう。

くりかえす。

なんだかんだ言って、
ニッポンてまだ学歴社会だ。
スポーツだけに打ち込んできた人たちを
どこか一段下に見ているフシもある。

「学校の勉強ができる」と「仕事できる」が
イコールでないように、
「スポーツだけをやってきた」と
「仕事できない」はイコールではない。

そんなアタリマエのことが、
ちゃんと理解されていない。



スポーツが盛ん、強いというのは、
その国の文化であり、財産だ。
「じゃあそこらへん、ちゃんと守ってこうぜ」
っていってるだけなんだけど。



バックアップすべきスポーツは
野球以外にもまだまだたくさんある。
「オマワリサンが本格的に都市対抗をめざす」
なんてのは、まさにそれ。

期待しつつ、注視していきたい。