という金字塔を打ち立てたイチローの言葉。
きょうの朝日新聞夕刊1面より。
紙面での発言全体はこうなる。
激しく同意。
長年なんとなく抱いていた違和感を
スキッとさしてくれた。
*
ぼくはナンバーワンになりたい人。オレにはナンバーワンとオンリーワンの厳密な違いはわからない。
この世界で生きているからには、
オンリーワンでいいなんて甘いことを言うやつが大嫌い
が、
オンリーワンになるには、
ナンバーワンになるのがいちばん手っ取り早い
じゃん、と考えている。
*
かつて
「オンリーワンはすばらしい」
みたいな唄が流行ったとき、
「さもオンリーワンだけが独自路線であり、
それこそがすばらしい」
みたいにいう甘ったれ感満載の語り口が、
生理的にダメだった。
*
ただ、
「オンリーワンでいいなんて甘いことを言うやつが大嫌い」は
ナンバーワンの人だけが言えること。
「生理的にダメ」なんて、
第二反抗期でしか通用しない。
そんな意味でも、
イチローが正面きってそんなことをいってくれたことは
(少なくともオレにとっては)ものすごい価値がある。