キクチヒロシ ブログ

絶滅寸前の辺境クソブログ。妄想やあまのじゃく。じゃっかんのマラソン。

言ってることがムズカしいんだよ

オレの発言に対して、小学校の同級生が放った一言。

うーむ。
わかるような気がする。



この名言を放ったしんちゃんは、
言葉の達人だとおもう。



前後関係を思い返してみますれば。

けして小難しい話題をしていたわけでも
小難しい言葉遣いをしていたわけでも、ない。
むしろ、純度の高い、ただの世間話だった。

まずおれ自身、そんな小難しい話ができる
アタマも根性も持ち合わせてないし。

表題の名言が飛び出す原因となった発言は、覚えてない。。。



おれが何を言ったのかは覚えてないが、
「自分でわからないまま、喋ってた」
のは覚えてて。

同級生のしんちゃんは、
全部わかったうえでそれを
本人(オレ)に気づかせようと
もっともかんたんな言葉で
ツッコミを入れてきたんである。

というのは十中八九、
オレの妄想に過ぎないんだろうが、
そう考えると合点がゆく。

すべてが一本の糸でつながる。

出口としての言葉「ムズカしい」が
ここで適切かどうかはどうでもよくって。

目的が「おれに気づかせる」なのだから、
「わかりづれえぞ」という
だいたいのニュアンスを伝えれば十分なのだ。



目的を簡潔に、過不足なく果たす。
すべての状況と対策を、
たった20字足らずで表現したしんちゃんは
なかなかなコピーライターだ。

話し言葉だろうと文章だろうと、
言わんとしていることを
自分の肚にしっかりと落とせて、はじめて、
相手の肚にも落とすことができる。

そんな当たり前のことを、あらためて考え直した。